先ごろ 読んだ 折口信夫の『死者の書』で こころに残っていることがある
折しも ウグイスの初音が聞かれる季節だけれど ウグイスは ホーホケキョ、ホケキョ、法華経と鳴く 折口信夫はウグイスの泣き声を・・法華経・・と聞くのだ
今 『千の風になって』が何かと話題に上る
わたしのお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません
と いうものだけれど 私の父は 「墓なんか いらん」と よく言っていた そして父の遺骨の一部分は父の希望通りに海に流した 父は 千の風になって大きな空を吹き渡りたかったわけではないだろうが 大きな海を洋々と漂っているだろう・・とは思う
もうじき 春の彼岸 お寺からの案内で 父を思った
|