7年前に亡くなった母のすぐ下の弟である叔父が浄土へ旅立った 母はこの叔父にとてもよくしてもらったようだ ダンナの家も貧乏だったけれど、私の家も暮らし向きは楽ではなかった (ただ昭和30年代はみなよく似た状況だったようだが・・) そして父が入退院を繰り返していたころ この叔父は 「姉ちゃん、少ないけれど邪魔にはならんやろうから持っとき」といって、母の割烹着のポケットにくしゃくしゃのお札を忍ばせてくれたそうだ 後日 母から聞かされたそんなことを思い出しながら 私と2人の弟とで母の分までお参りしてきた 母には88歳の伯父もいるのだけれど高齢でお葬式には出席できないと、従兄妹夫婦が来ていた そういうこともあるのだな 最近は冠婚葬祭でしか会うことのないようになってきた従兄妹たちも、みんなが五十歳代でいい年をした頭に白いものが目立つおっちゃんとおばちゃんになってしまった
お寺さんのいう中陰の間は 亡くなった者の魂はまだこの世にあるのだそうで そんなこともつらつら思いながら 少しずつ少しずつ変わっていく状況に寂しさを感じた
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