お盆が近い 京都の六道珍皇寺では先祖を迎えるための六道参りというのがあるらしい そして 奈良にも六道の辻があるのを知った (ちなみに六道とは地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道を言う) 猿沢池に近いその六道の辻から奈良町界隈を歩いた 以前から行こう、行こうと思っていた元興寺もあった 境内には無数の石仏があってその石仏に寄り添うようにききょうが満開だった デジカメを家に置いてきてもったいないことをした お寺の案内では彼岸花も美しいようなので、来月歴史教室の帰りにでも寄ってみようか 風が通る涼しい国宝の禅室の縁に座して、それらの石仏を眺めしばし世の憂さを忘れる
ライトアップや燈火会がされている今の奈良は幻想的だ 浴衣姿や呂や紗といった、夏物の着物を着た女性もこの時期よく目にする
そして きょうは早や立秋 月日だけは過ぎていく
たたずみて しばし聞き入る 蝉しぐれ
静かなる 古都の道行き 風わたる
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