雑記
目次|past|will
ワールドカップ2006ドイツ大会、アジア一次予選第3戦。 相手のインドはFIFAランクでは格下。ホーム。圧勝がノルマです。
結果、7-0。圧勝。結果だけを見れば満足なのですが、 試合内容をみると、ちょっと物足りないです。 攻撃の精度いうのでしょうか、つまらないところでミスしてボール取られるシーンが 非常に多いように感じました。
GKは川口。ここ数年レギュラーの楢崎が怪我のための代役ですが、 良い悪いをいえるほど出番がなかったですね。2本あったミドルも無難に処理してました。
DF。スタメンは中澤・宮本・坪井の3バック。 後半途中から宮本が下がってサントス・中澤・宮本・加地の4バックになった模様。 中澤は守備だけでなく攻撃でも2得点と活躍。代表の座を確実なものにした感じです。 坪井は以前のようなポカもなく、まずまず。どこが良いのかよくわからんのだけど・・・ 宮本は、この人は1試合に1回凡ミスをするのが仕様なんでしょうかね。
MFはボランチがイングランド戦で負傷した稲本に替わって福西、それと小野。 ボランチに関しては、小野がオランダでボランチするようになってから 一定の質の層が保たれてると思います。稲本-小野がベストのようですけど、 福西・遠藤も十分活躍していると思います。 前半は3-5-2だったのでサイドハーフ(?)が2人。左がサントス、右が加地。 サントスは随分よかった。2試合連続アシスト決めたという点では結果もでた。 あまり持ちすぎなければ武器になるという感じ。クロスの精度は相変わらず・・・。 持ちすぎて取られるといういつものパターンもインドクラスならあまりないので、 今後も適度な突破と正確なクロスを希望します。 問題は右の加地。7-0と日本が全体的によかっただけに、ひどさが余計に際立った。 テンポのいいパス回しもスピードのある攻撃も、全部ここで止まる。 プレイに意図がみられない。中途半端にあがってボールをあずけて中途半端にまたあがる。 味方にもあまり信頼されてないのか、パス自体あまり来ないし、あげくには味方にパスカットされてるし・・・ DFを3バックにするにしろ4バックにするにしろ、右サイドの人材の整備が急務。 トップ下は怪我の中田(英)にかわって中村。FKを直接決めて、FK・CKからのアシストも記録。 パスのほうはかなり頑張ってたけど、引いた相手に有効なミドルを撃てず。 まあ、この人もサントスと同じで過剰なコネコネをしなければ良い選手。
FW。スタメンは久保と玉田。このごろはおなじみのコンビ。 久保は怪我持ちのためか前半のみの出場も、全3得点にからむ大活躍。 1点目は持ち味の身体能力を活かしたゴール。2点目は高さを活かしたアシスト。 3点目はポスト役としてうまくファールをもらったですね。 チームとしても久保を中心として攻撃するというのが見えた45分間でした。 一方の玉田も、持ち前のスピードと攻撃意欲を存分に見せ付けました。 後半のミドルシュートの得点が鈴木のものになっちゃったのはかわいそうでした。
交代出場は、久保→鈴木、宮本→小笠原、小野→藤田でした。 鈴木はなんだかサイドに開くのが好きみたいで、久保ほど効いてなかったですね。 ただ、運の強さだけは抜群。玉田のシュートを尻に当てて1点取っちゃいました。 小笠原が宮本に代わったところで3-5-2から4-4-2になりました。 ゴールシーンも技術の高さが窺えましたし、なかなかの出来でした。 藤田が入ったからか小野が外れたからかはわかりませんが、 この交代以降、テンポが悪くなってしまいました。 シンガポール戦では勝利の立役者だった藤田も、残念ながら今回は良い働きができませんでした。
今回は英国遠征を含めて代表合宿が2週間できたことが勝因だったと思います。 長々と書いてしまった・・・
|