なんと憐れな 人として生まれたのに人型として終わる なんと哀れな 人との別れを真の悲しみ、人との出会いを心の喜び 倶会一処と来世に楽しみ、色界の戯れへと深く怒る なんと憐れな なんと哀れな 分別智を超えていく無分別智を他人に与えられ 絶対者や祖霊からの絶対肯定を他者に与えられ なんと なんと 人型の人形として ここに届かぬ、ここに留まれぬ、このあわれさもあわれぬ なんとなんと注記:「憐々」は造語 憐憫(れんびん)と恋々(れんれん)を掛け合わせた言葉