深い青色のカーテンの足元は太陽の液体をこぼしたように、白色が眩(まぶ)しい。
チャンネルがブラウン運動の見るともない映画、涎(よだれ)のようにダラダラ流れる音楽、ダイエットの罪悪感を背負った白砂糖の塊、ちらっと思い出した洗濯物をまるで死ぬ前の唯一の願いのように暗黒の空に干したりした。
ようするに私は、麻雀のように1つに熱中して徹夜をしたのでもなく、お酒を浴びるように快楽を貪(むさぼ)った訳でもなく、ただぼんやりと、ただただ用もなくぼんやりと、脳みそをこぼして収集がつかなくなったように朝を迎えた。
駄菓子は20本買いだめしたのを全て食べたから数は分るけれど、トイレに何回行ったかは、覚えていないほど、そんな理由にもならない理由で夜が明けてしまった。
何枚も、緑の、赤の、嫌いな黄色のカーテンを1枚ずつかけたら、太陽の液体は、くるくると後戻りしてくれるかな。カーテンの向こうにいくだけじゃあ可哀相だから、ちょっと小さな入り口を作ってあげて、そこから透明の切り子ガラスにすくい取ったらいいのかもしれない。多分、スクリュードライバーみたいな暖かいオレンジ色と強いエネルギーをくれるんじゃないかな。
春の日差しのように浴びるように飲んで、机で両手の上に頭をそっと置いたら、多分、私にもやっとやってくるんじゃないかな。やっとやっと。