君が僕を救ってくれるというのに、世界が自分を助けてくれるというのに、両親が私を産んでくれたというのに、遺伝が己を確実に滅ぼすというのに
この肉体の塊は何も、何1つ返す事は出来ない
返す、という道徳的観念の総体を捨てきったとしても、物質的な事実は変えることが出来ない
いっそ逃げ出せば、無言へ思考停止へ排一神へ空へ仏陀へ阿弥陀へ神の国などの観念の悦楽へと
ああ、もう眠たくて眼が開けられない
ああ、もう疲れてしまって体がまっすぐしない
ああ、もうもう
泣き言だ、皮肉的発言だ、根本的な死からの逃避だ
ああ、もうもう
セカイハウツクシイ カンシャモカンタンモカンゲキモカンネンモシナイデココニイル
追記:原題は「青丹の空に」です