陶器の花のような白木蓮が散り逝きて生まれてきた白磁の君 街で一番のホテルの静けさと一流デパートの苺ケーキワンホールと下手くそで大声のハッピーバスデーの唄 両手で唇を覆いつつ音もなくさらさらと揺れる雪柳のような白磁の君
執筆者:藤崎 道雪