ものかき部

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「 ラブレター�供 �
2004年07月17日(土)



 黒い大皿に乗せられたパンケーキのように、熱帯夜に揺らいでいる食べかけの地球の衛星
 鈴虫が五重奏を奏でたくなるような優艶さと絶世の美女に例えられる白磁の肌をさらす悠遠な望月

 私と貴方が産み出す潮に足をさらし、貴方に奥底の心(うら)をさらわれています
 満ち満ちている貴方の遠心力を恨(うら)めしく、求心力の誘起を願っております
 
 幾ら貴方が月のように遠くとも、幾ら2人の接近が現世の破滅を突きつけようとも、
 幾ら心細(うらぐわ)しい姿が朽ち果てるだけだとしても
 うらうら、勇往に晴れ晴れとしております


 
注記:「奏(かな)でる」「優艶:しとやかで美しい・こと。女性に使う形容」「悠遠:時間的・空間的にはるかに遠い・こと」「望月:� ̄⇔餔豸淨�の夜の満月��特に陰暦八月十五日の中秋の月。��また満月のような見事なさま。」「遠心力:円運動する座標系に現れるみかけの力(慣性力)で、回転の中心から遠ざかる向きに働く。対義語は「求心力」と「向心力」」 「求心力:質点が円運動をするとき、質点に働く力。円の中心に向かう。」「心細(うらぐわ)し:心にしみて美しい。」「うらうら:�‖斥曚�明るくのどかに照るさま。�⊃瓦�穏やかでのどかなさま。」「勇往(ゆうおう):勇んで行くこと。恐れずためらわず進んで行くこと。」

執筆者:藤崎 道雪(校正H16.7.31)


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