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| ■2005年08月14日(日) ― 夏休み(1) 久々に映画鑑賞 ― 「夏休み」というモノが存在しない規定の我が社ではあるけど、月曜日に代休をとったので、この週末から週明けにかけて3連休。私にとってつかの間の“サマーバケーション”なのだ。 土曜日は、久しぶりにBFのご実家で夕ご飯をいただいた。メインのおかずはBF作の「トマトソースのポークソテー」。トマトの酸味は意外にもチキン以上にポークと合うのね、しかも抜群に!BFのお母さんが作った他のおかずも、私の大好物ばかり。美味しい夕食に大満足大満腹♪ 食後は恒例のボウリング練習。適度な運動でいい汗をかいた私たちだけど、BFの体調がまだ心配なので、海水浴などのアウトドアの遊びはもう少しの間ガマン。代わりに、翌日の日曜日は映画鑑賞を提案。 観たのは「星になった少年」。コレは私の希望。よく「象になった少年」って言い間違えちゃうんだけど(笑)。 タイ・チェンマイで訓練を受け日本初の象使いになった少年と、彼の子象と、家族の物語。大好きなタイが舞台になっているし、評判がいいみたいだし、感動できそうだし、期待が膨らむ。 しかし…。観賞後のBFは「う〜ん、これは……、う〜ん…」と唸るばかり。全体的に薄っぺらい印象の映画で、私もなんだか“消化不良”な感覚が残った。 家族、とくに母親との葛藤や、象と心を通わせたいと願う気持ちとか、象の楽園を築くという“夢”と“現実”との間で揺れる様子や、淡い恋心や…、とにかくすべてのエピソードや物語の進行などに、深みがなさすぎるのよね。 母親役の常盤貴子さんは、ミスキャスト。少年の母親であり、一日中動物の世話をして暮らす動物プロダクションの経営者を演じるには、常盤さんの実年齢と外見が若すぎるしキレイすぎる。それに「ビューティフルライフ」などの恋愛モノの印象が強すぎて、それが邪魔をしているのかもしれないなぁ。 まぁ、一言でいうととても“残念!”な映画でした。でも驚いたことに、鑑賞後のアンケートで「他人にも観る事をすすめたい」と答えた人が、9割近くもいたらしい。 だいぶ辛口批評になっちゃったけど、主演の柳楽優弥くんの、感情をうまく押さえた演技はなかなかのものだったよ。それになんといっても、BFと「映画鑑賞デート」をしただけでも十分に楽しかったから、夏休みの良い想い出になったよ。 |
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