■2005年04月06日(水)
  ― 韓国薬膳 ―
 私が担当している某会報誌。季刊発行で印刷納品するごとに、編集のKさん&Mさん、イラスト担当のOちゃんと打ち上げをする。今日はそのお食事会の日。
 編集のMさんオススメの韓国薬膳料理のお店「松の実」へ。一日4組限定の、予約がとりにくい人気店。楽しみにしてたのだけど、残念なことにOちゃんが発熱でダウン。Mさんが問い合わせると、すでに朝から仕込みに入っているので人数変更はできないとのこと。急遽、Mさんと同じ会社のAさんをお誘いすることに。
 場所は神楽坂・毘沙門天の近く。石畳の小さな裏道に入っていくと、ごく普通の一軒家が。そこが「松の実」だった。
 玄関から家にあがると、韓国の調度品があちらこちらに飾られていて、“ある韓国人のお宅”におじゃました雰囲気。食卓は、いわゆる“客間”みたいな畳の部屋に2卓、そしてダイニングルームに1卓あって、やはり普通のお宅っぽいのだ。メニューは、定番コースと旬のものコースの2つのみ。各5000円。私たちは定番コースをいただいた。
 チヂミ、トッポギ、ナムル、キムチなどのおなじみの辛い韓国料理も「薬膳・宮廷料理」となると、雰囲気がまったく違う。辛い味付けはなく、さっぱりマイルド&繊細で上品な味付け。いかにもカラダに良さそうだし、味わい深い。マッコリをちびりちびりと飲みながら、ゆったり楽しめる料理ばかりなの。
 コースは全10品。たっぷりの餅米と鶏がまるごと入った、ボリューム満点の参鶏湯もあってかなりの分量だけど、胃腸の調子が良くない私でも大丈夫、元気がわいてきたみたい!医食同源ってこういうことを言うのね。
 ひとつ残念だったのは、一軒家でそう広くはないので他の卓のグループの話声が筒抜けだったこと。しかも私たちの隣の卓は、やたらと声のデカい50〜60代の男女6人グループ。あまりのうるささに参った!!
 韓国料理を食べたせいか、話題も自然に「韓流」方面へ。KさんとAさん、韓ドラにはまっている様子。私は冬ソナ以外見たことないけど、ネット友達はっちさんの韓ドラブログを読んでいるから、ストーリーやツッコミドコロは把握しているのだ。楽しい会話と食事を満喫できてシアワセ。
 「松の実」は、味、雰囲気、ともに、今までの韓国料理店にはない新鮮さが良かった。オススメできるお店です。








↑コース全10品中、とくにおいしかったお料理。ナムルは5種類。ナスやさきいかのナムルが珍しかった。トッポギは辛くなくて野菜と一緒に炒めたやさしい味。さっぱりしている水キムチ。9種類の具を小さなクレープで巻いて楽しむ九節板。最後は参鶏湯。ぐつぐつ煮込んでトロトロのとり肉は、骨までやわらか〜い。




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