■2003年02月24日(月)
  ― 顔 ―
 見たいテレビ番組があったのに、ビデオ予約を忘れてしまって。だから残業は20時までしかできない!って決めて昼間はさっさと仕事進めたかったのに、そーいう時に限って原稿の遅いこと遅いこと…。
 で、見たかったテレビってマイケル・ジャクソンの特番。いや〜、コワかったです、何がって顔が。カミングアウトしちゃうけど、私、実は10代の頃マイケル大好きだったの。コドモ時代にモダンダンスを習っていた私にとって、あのダンスのうまさは感激モノだったし、当時のマイケルは「社会現象」だったしね。CDや写真集もたくさん持ってて、今、それらをずら〜っと並べても、ホントに顔が変わったのがよくわかる。
 好きな顔は1983年の「THRILLER」バカ売れの頃。24〜5歳でまだコドモっぽくて鼻しか整形してなかった。当時のガールフレンドは女優のブルック・シールズ。いちおう彼女は演技力はさておき「大物女優(体がデカイという意味ではない)」だし。「セレブなカップル」でなかなかいいじゃない★
 来日した頃(1987年)にはジョントラボルタ風に整形してアゴが割れていた。この頃からだんだん好きな顔じゃなくなってきた。90年代にはいると顔も女性関係のほうも、崩れて行くいっぽう。そして現在。いよいよ人間離れしてきたマイケル。そんな彼の特番を2時間も見続けるのはちょっとツラかった。マイケルはあくまで整形を否定してて「成長しただけ!」って主張してたけどね。
 マイケル番組を見てて思い出したのは学生時代の友人のこと。学校を卒業して以来6〜7年ぶりで友人たちで集まることになって、待ち合わせの場所に向かった。到着してきょろきょろと周囲を見回すと、まだ友人達は誰も来ていなかった。ふいに背後から「●●ちゃん!」って名前を呼ばれて振り返ると美人の女性が立っていた。
 「こ、このコは誰だろう?」。待ち合わせている友人のひとりなんだろうけど誰だかわからない!「●●ちゃん、私よ!A子よ!」。えっA子ちゃん?!だって顔が、顔が…!私はあまりに驚いて正直に言っちゃったよ「A子ちゃん…か、顔が前と違う!!!」。するとA子ちゃん「え〜、今日はあんまりメイクをちゃんとしてないのよ」。え!そ、それでメイク薄いの?!A子ちゃんのあまりの変わりように驚いてしまったよ。オンナはバケる…じゃなくってサナギが蝶になるように美しく成長していくのねぇ、と素直に感心した一瞬だった。




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