夕方、部活の顧問会議に出席するため、某中学校へ。
そこでは卓球以外の顧問会議も開かれていたので、終わって校舎から出たところで、懐かしい顔と出会う。
去年初任者研修で一緒だったF先生。
「元気にしてる〜」 「うん。まあまあねー。 元気そうだねー。 忙しいー?」
「もう、めちゃくちゃ忙しいよ。 今年の春の初任者研修、うちの中学校だったから、研究授業やってさ〜」
「ええー!! その時期って、新学期早々だから、学級開きでてんやわんやだったんじゃないの?」
「うん。もうたいへん。 事前準備で主事の先生にも見てもらったしね。 それで、見に来た初任の先生が自分よりも10歳も年上でさ。びっくり。 でも、学級通信、もう25号ぐらい出してるよ。」
「すごーい!すごーい! 私なんか、教科のことしかしていないのに、へろへろだよ」
「なんか、自分の場合、これくらい忙しいほうがいいんだよね。 やりがいあるし。 去年のほうが逆にやだったもん」
こころから、驚嘆。 ひがむ気持ちも起きないです。 ただただ、すごいなあ、と思います。 同じお給料をもらっていながら、私のふがいないこと。 申し訳ないくらいです。
F先生に久しぶりに会って、自分があきらめや、妥協や無力感の中に浮遊していることにすら慣れてしまっていたことを気づきました。
私はいったいどうしたいんだろうね。 羅針盤の針がふらふらずっと定まらないままです。
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