感想メモ

2017年02月12日(日) あの家に暮らす四人の女  三浦しをん


三浦しをん 中央公論新社 2015

STORY:
刺繍教室を開く佐知とその母・鶴代、佐知の友人・雪乃にその後輩で佐知の教え子である多恵美の四人はひょんなことから一緒に暮らしている。住み込みで離れに暮らす山田には内緒にしているのだが…。

感想:
 ひょんなことから他人同士が女四人で一緒に暮らす(一組は親子だが)ことになる。佐知と雪乃はアラフォー独身。多恵美は元彼のストーキングから逃れるために佐知と暮らすことに。

 特に重大な事件が起こるわけもなく、物語は淡々と進む。

 谷��純一郎の「細雪」に出てくる四姉妹と同じ名前ならしい。私は読んだことがないので、読んだことがあればもっと面白かったのかも。

 淡々と話が進むのに、なんでか結構面白い。

 時折、人間ではないものの視点で描かれるのが、突然なんで?と思うけれど、まあ、それはそれで面白いといえば面白い。

 恋愛に疎い佐知だけれど、途中で出会う壁紙職人さんがなぜか刺繍好きで、刺繍の話に盛り上がる。その時の感情に共感してしまった。

 うん。好きなことを男女問わず、誰かと話し合えるのは楽しいことだよね。特にそれが普通の人には「ふ〜ん?」みたいにしか取ってもらえないようなわかってもらいにくいことの場合には。


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