  額賀澪 小学館 2015
STORY: 駅伝大会での無茶な走りで足を故障し、走ることができなくなった早馬は、調理実習部の都とともに料理をすることに。弟の春馬や父のためにご飯を作ることにした早馬だったが…。
感想: 長距離を走ることに自信を持っていた早馬が怪我をして走れなくなったときに思ったのは、これで弟に負けることはない…というもので、早馬はリハビリにも取り組まず、何をしていいかわからずにいた。
そんなとき、先生の勧めで都と二人で料理をすることになり、偏食の弟や母を亡くしてろくなものを作れない父に代わってご飯を作ることにした早馬。
弟は自分が失速したせいで、兄が無茶な走りをし、故障した…と思い込んでいて、陸上に戻らずに女子と二人で料理をする兄が許せない…。
様々な思春期の若者たちの陸上に対する思い、進路のこと、家庭のことなどなどがちりばめられていて、青春小説だなーという感じではある。
が、最後まで読み、少し都と早馬の関係に対しては不満な感じを持ったのであった…。うーん。この二人は結局いったいどんな関係なのだ?
まあ、何もかもがはっきりしたほうがいいわけではないのだけれどね…。
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