| 2011年11月12日(土) |
人質の朗読会 小川洋子 |
小川洋子 中央公論新社 2011
STORY: 海外で拉致された日本人の人質8人は、人質全員が爆死という最悪の結末を迎えた。人質たちは拉致されている間、自分たちの思い出を書き記し、それを朗読する会を開いていた。
感想: 久しぶりに小川洋子の本を読んだ。これもまた小川洋子っぽい感じがした。
短編集みたいなものだけれど、読んでいて、この人は最後に爆死するんだなと思うと、何だか悲しい気持ちになって、すっきりしない感じがした。
爆死という事実が重くのしかかってしまって…。
話は面白いんだけど、何だかそこが唯一気持ちに影を落とすような気が…。ただ、それがもしかしたら効果的に使われていると言えるのかもしれない。
多分、ここが人によって賛否分かれるところなのかなーと思う。
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