感想メモ

2011年02月04日(金) 坂の上の雲 第2部


 感想を書く暇がなく、見てからだいぶあいてしまった。

 第1部から1年…。きっと内容を忘れているだろうと思ったが、そうでもなかった。それほど第1部の印象が強かったのだろう。

 第2部は、日露戦争に向かっていく日本の様子などが描かれていたのだが、私はどうもそっちよりも人間ドラマのほうにばかり目が行ってしまった。

 特に正岡子規(香川照之)の死と、広瀬武夫(藤本隆宏)の恋愛と死である。

 正岡子規は痛みに苦しみながら、最後まで創作を続ける姿が壮絶だった。その世話をした妹の律(菅野美穂)も苦しかっただろう。兄が死んだとき、喪失感と安堵感がどっと沸き起こったに違いない。その後、女学校で勉強に励む律。兄の親友の真之(本木雅弘)のことが多分好きであっただろうけど、その妻となる季子(石原さとみ)と仲良くしちゃってるのが気の毒というか、お人好しというか…。

 広瀬武夫はアリアズナとの恋愛が何とも悲しい。ロシアでの様々なエピソードがよかった。意外だったのは、滝廉太郎の「荒城の月」などがロシアで演奏されていたこと…。そして、ロシア人の中には日本人にそんなものが作曲できるわけないと、滝廉太郎のことを認めない人もいたらしい…。ちょっと無謀(?)みたいな作戦で、広瀬が死んでしまったのは悲しかった。恋を成就させてあげたかったな。アリアズナはこの後どうなったのだろう。気になる。

 第2部は秋山兄弟はあんまり活躍しなかったような…。

 第3部はまた12月に…。にしても、さすがNHK? ロケがすごかった…。


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ゆうまま [MAIL]