感想メモ

2008年10月10日(金) 二度失われた娘  ジョイ・フィールディング


ジョイ・フィールディング 吉田利子訳 文春文庫 (2003) 2005

STORY:
離婚し、2人の娘を育てるシンディ。ある日、娘のジュリアが突然帰って来なくなってしまい、大パニックに。かつて一度は元夫と暮らすことを選択したジュリアをもう一度失いたくない一心で、シンディは娘を探そうとする…。

感想:
 何でもない日常が続くはずだったのに、突然、娘が帰って来なくなる。母親は犯罪に巻き込まれたのではないかと、大パニックになる。

 そこに元夫やその妻、隣人、自分の妹や母、友人、友人に紹介された恋人などが加わり、話が進行していく。

 シンディの気持ちが、微妙にわからない部分があった。しかし、最後まで読むと、その決断は遅すぎたものの、妥当なのではと思った。

 家族というのは、結構辛辣なもので、お互いに相手のことを思うがゆえに色々なことを言ったりするものだ。時には言い争いになることもある…。

 でも、その根底にはやはり愛があり、やり取りで誤解に気づくこともある。けれど、それが誤解でなく、愛などがないということがわかったとき、人はどうするべきなのか…。

 久々のジョイ・フィールディングだったけれど、相変わらずスリリングな展開は面白く、先が気になってついつい読み進めてしまう。でも、今回のは、ちょっと微妙な結末だったかなーとも思った。その前に気づけよ〜みたいな…。


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