感想メモ

2008年09月24日(水) 家日和  奥田英朗


奥田英朗 集英社 2007

STORY:
サニーデイ:ネットオークションにはまっていく42歳の主婦は…。
ここが青山:突然会社が倒産し、妻が働き、夫が主夫になったら…。
家においでよ:妻が家を出て行き、自分の家の家具をそろえていくうちに…。
グレープフルーツ・モンスター:在宅ワークの営業マンに影響され、ちょっと卑猥な夢を見るように…。
夫とカーテン:毎回突然転職を繰り返す夫に呆れつつ、イラストレーターの妻は…。
妻と玄米御飯:ロハスにはまる妻やその知人と接するうちに、夫のユーモア小説家は…。

感想:
 思いもかけず短編集だった…。

 どれも家族の日常を描いた作品なのだが、固有名詞などが出てくるので、リアリティがある。いそういそう!と思わず思ってしまうような人たちが出てきて、面白かった。

 特に気に行ったのは、『サニーデイ』『ここが青山』『家においでよ』の3編。

 『サニーデイ』を読んだら、なんだかネットオークションがやりたくなってきた。

 『ここが青山』は夫が家事に目覚めていく姿が面白い。

 『家においでよ』も自分の理想の家を追求していく様子が面白かった。

 最後の『妻と玄米御飯』は作家自らの体験なのか??とかちょっと思ったりもしたが、違うか。

 『夫とカーテン』も妻のはじけっぷりが結構楽しかった。

 唯一『グレープフルーツ・モンスター』がなぁ…。こういう女性もいるのかもしれないけど、同じ女性としてはあまり共感できず…。やっぱりこういうところは男の作家さんだからなのかなぁ…とかも思ったり…。


 < 過去  INDEX  未来 >


サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jpアソシエイト
ゆうまま [MAIL]