感想メモ

2008年06月08日(日) トップセールス

 NHK土曜夜の連ドラ。

 一人の女性自動車営業マンを通して、時代の流れとともに自動車業界の流れとかも見せつつ、描いたドラマ。すごく面白かった…。

 久子(夏川結衣)は普通のOLとして過ごしていたが、女性は結婚して退職するのが当然と思われ、自分の企画を上司が横取りし、手柄を取られたことなどから、転職を決意。幼い頃から好きだった車のセールスをやろうと思うが、当時は女性で車のセールスをする人はいなかった。

 セールスのために免許も取り、上司の岡野(蟹江敬三)にも徐々に認められるが、同じ営業所の中では、女性がトップセールスになることをよく思わない者もいて、なかなか人間関係が大変である。

 私生活では、高校時代の同級生と卒業後も付き合いがある。柴田(椎名桔平)はもともと久子のことが好きだったが、真理子(石田ひかり)と結婚。真理子は久子との仲を勘ぐり、嫉妬に苦しむ。通産省の官僚になった高村(大沢健)は、久子のことが好きだったが、久子には相手にされない。出版社に勤めた吾郎(山口馬木也)は真理子のことが好きだった。バブルの流れに乗って、時代の寵児となるが…。

 この5人の人間模様や仕事の変遷もなかなか面白かった。

 また久子の恋の行方も気になった。結局誰とも結婚しない人生を歩んだ久子。最後には外車の会社の社長にまで上り詰めるが…。

 切なかったのは、自動車を売るために自殺をした阿部(塩谷瞬)や岡野の死。岡野と久子を一緒にしてあげたかったなぁ…。

 やっぱり幼い頃に父(石橋蓮司)と死に別れたことが尾を引いているのか、どちらかというと男性に父性を求めているのかなと思ったり…。お好み屋を経営する母(十朱幸代)もいい味出してた。

 自分が生まれた時代などを考えるに、オイルショックとかもあったし、決して子育てなんかがしやすい時代ではなかったのかもなーと思った。どの時代も色々問題があって、すべてが素晴らしいなんてことはないんだろうなと。

 すごく面白いドラマだったのだけれど、なぜか同じクールで夏川結衣は『無理な恋愛』の方にも出ていて、そっちもたまたま見ていて、なんだか役柄が違うので、変な感じがした。違う時期にやればよかったのに…と少し思った…。

 そうそう、ミヤケ自動車はトヨタ? そして、SUBはBMW? モデルはBMWの林文子さんという方のようだ。でも、あくまでもフィクションだそうだけれど…。林文子さんにちょっと興味を持った。


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