感想メモ

2008年02月18日(月) 借金取りの王子  垣根涼介


垣根涼介 新潮社 2007

STORY:
リストラを請け負う会社に勤める真介は、仕事と私生活を楽しみつつ毎日を過ごして…。

感想:

 『君たちに明日はない』の続編。その後の真介の様子が描かれている。相変わらず年上の女性・陽子と付き合いつつ、仕事の方も順調。最後には、リストラを請け負った人々を派遣する派遣部門の設立にまで関わる。

 タイトルにもなっている「借金取りの王子」の話の終わりは、結構泣けた。

 登場人物に魅力があるのか、このあとの展開も気になるところ。軽いタッチで、楽に読めるのも、重いテーマを扱っているだけによいのだと思う。続編、あるのかな?


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ゆうまま [MAIL]