感想メモ

2003年07月01日(火) ドリームバスター  宮部みゆき

2001 徳間書店

STORY:
テラーという地球と似た星では、実験の失敗から大災厄が起こり、そのときに囚人たちが地球へと逃げ出した。囚人たちは地球人の夢の中に入り、夢主の体をのっとろうとしている。それを退治するのがドリームバスターと呼ばれるつわものたち。地球人の夢の中での対決とテラーでの生活が綴られる。

感想:
 うん。久しぶりに宮部みゆきの面白いシリーズにぶち当たったという感じ。「ブレイブ・ストーリー」はいまいちだったけど、こっちの方が世界観がしっかりしているし、設定もすごい面白くてのめり込める。夢という不可思議な世界を舞台にしているのも面白いし、そこに夢主の日常生活とか過去のことが入ってきているのもなかなか。それから、このテラーという星に起こった大災厄とかその世界観もすごく面白いなーと思う。

 続編の2が出ているみたいだけれど、こちらも是非読んでみたいと思う。ただ人気がある本なのでなかなか借りられなそう・・・。


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