感想メモ

2003年05月15日(木) ももこの21世紀日記 N’02  さくらももこ

2003 幻冬舎

さくらももこがi-modeのサイトかなんかに発表しているらしい日常の一こまをまとめたもの。絵は書き下ろし。そのシリーズ第2作目。01年秋〜02年秋までを収録。

 ということで、このシリーズ2冊目が出ているということは、今後3,4と続いていくことだろう・・・。

 この日記ではついにさくらももこの息子が、母親がさくらももこだということに気づいたことがさらっと書かれていた。そして、二人で作った絵本なのかな? 「おばけの手」というものを出版することになっていて(もう出版されているみたい)、母親がさくらももこだから、息子もペンネームをつけるということになり、「さくらめろん」というペンネームにしたとあった。さくらももこもそのセンスのよさを誉めたとあったけど、私も確かに「さくらめろん」というのはなかなかいいかもなと思った。今後親子で何かやっていったりする予定なのだろうか。とりあえず、ちょっとこの共作は見てみたい気がする。

 ずっと出ていなかった「ちびまるこちゃん」の15巻も発売されたりと、ぼちぼちと仕事をしているらしい。今後もこんな感じでぼちぼち本が出て行くんだろうな。ベストセラーと呼ばれる作家の中で、これほど人気があまり衰えず、毎年のように本が出て、図書館などで人気本になっているのを見る作家もそんなに多くはないのではないだろうか。特にこういうジャンルの人はいないと思う。きっとそこがこの人の売りなんだろうけど。そして、軽く読める内容なのがいいんだと思う。ただ、コストパフォーマンスで考えると、あまりにもすぐに読み終わるため、ちょっとどうなのかと思う。図書館で借りて面白さをちょっと味わえれば十分という、私と同じような人が多そうな気がするんだけど・・・。


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