感想メモ

2002年07月17日(水) ユカリューシャ  斎藤友佳理

奇跡の復活を果たしたバレリーナ 世界文化社 2002

東京バレエ団のプリマ・バレリーナ斎藤友佳理さんの自伝。

 この本を読んで面白かったのは、実はロシアでの生活とか、ロシア人の夫コーリャとの出会いやその後の関係などだった。大怪我をしながらバレエに復帰していく様子にも、自分も大怪我とは言えないまでも、怪我をして一時期思うように踊れなかったこともあるから、ものすごく辛い気持ちなど、わかる気がしたり、励まされるような気がしたが、それよりも飾らない文章で色々な人の出会いなどが書いてあったこと、そのことのほうが面白かったし、印象に残っている。

この本の最後に
「人生の中で遭遇する出来事には良いことにも悪いことにもすべて意味がある。
そして、出会った人には、出会うべくして出会ったのだ。」
というくだりがある。自分の周りに今いる人々とも出会うべくして出会ったのだろうか・・・とちょっと思いをはせてみたりした。


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ゆうまま [MAIL]