感想メモ

2002年06月13日(木) R.P.G  宮部みゆき

集英社文庫 2001

STORY:
ネット上で擬似家族を持っていたお父さんが殺害された。お父さん殺害の犯人が誰なのか探るために、警察は擬似家族の3人を呼び、お父さんの実の娘に怪しい人がいないかどうか確かめてもらうことにするのだが・・・。

感想:
 宮部みゆきの作品にしては、私にはあまり面白くはなかったかもしれない。とはいえ、最後のオチというか、そのオチとタイトルがすごくマッチしていることなどには、やるなぁ〜〜、と感心した。

 この作品には「クロスファイア」と「模倣犯」の刑事役の人が1人ずつ出てくる。残念ながら私は「模倣犯」の方はまだ読んだことがないのでよくわからなかったが、ファンの人がいるのなら、読んでみるのも面白いかもしれない。

 宮部みゆきについて思ったこと。まずやはり映画が相当好きそうだ。というか、多分かなり詳しいと思う。他の作品にも映画のことが出てきたりするし。それから、ネットの世界にも結構詳しいんじゃないかと思った。もしかしたら、そういうことに疎い人にはわからなかったかもしれないけれど、確かに現実にもこのようなことはありそうな話であると思った。もしかして宮部みゆきはネットにはまっていたりするのかしら?


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