日々の呟き
水乃



 皇子コネタ

七夕なので、何かヤル気の水乃さん。
…ネジ兄ちゃんのお誕生日に、ナニモ準備できず。
今頃モリモリその気になっとります。
とりあえず、今日はキバっちの誕生日だし、ず〜と前から手付かずのキバハナを一点アップ。
んでもって、コネタで少年ハナビをば…。





* * *





星に願いを…。





夕闇のせまる木の葉の里。
そこかしこで、ぼんやりと明るい火が灯され始めた。
遠くお囃子の音が響いている。

「姉さん…もう始まってるみたいだよ?」

ハナビは、障子の向こうにいるヒナタにそっと声をかけた。

「エ? もうそんな時間? ごめんねハナビ。あとちょっとで、できるから…」

いつもおっとりと優雅に話すヒナタが、少し慌てた様子で返事をした。

しゅるん。しゅる…。

帯を締める微かな衣擦れの音が、廊下を挟んだハナビの鼓膜に届く。

「お待たせ…遅くなっちゃってごめんね」

間もなく、浴衣を着たヒナタが微笑みながら部屋から出てきた。

「よく似合ってるよ」

ハナビは、ほんのりと薄化粧をしたヒナタの浴衣姿を見てニコリと微笑む。

「七夕さまのお祭りに一緒に行くんだから、ハナビも浴衣を着ればよかったのに…」

お祭の夜に、いつもと変わらぬ私服を着ている弟を見て、ヒナタは残念そうに呟く。

「いいんだよ、ボクは…。着物は動きづらくて苦手なんだ」

ハナビは、ヒナタの希望をさらりとかわして、申し訳程度に肩を竦める。
何といっても、今夜のハナビは、危険な夜の外出をするというヒナタの護衛も兼ねているのだ。

「行こう…お祭りが始まってるよ」

ハナビは、浴衣の袖から覗くヒナタの白い指先をひいて、微笑みながら先を促した。



触れた指先の温もりが、知らず鼓動を速め…触れる事の叶わぬ横顔をそっと眺めては、呼吸がほんのりと色づく。



「ハナビ……七夕さまに、今年は何をお願いする?」

カラコロと心地よい音を夜の路に響かせ、二人仲良く歩いていく。
ヒナタは、キラキラと眼を輝かせながら、ハナビの顔を覗き込んだ。

「そうだね…今年は、何をお願いしておこうかな……」

ヒナタの無邪気な質問に、ハナビは、困ったように小首を傾げた。
カラ…コロン…。
ヒナタの下駄の音に耳をすませながら、ふっと空を仰ぎ見る。

「そう…また来年も、姉さんと一緒に、こんな星空が見れるといいね」


空に瞬く満点の星々…繋いだ手の温もりと、いつまでも変わらぬこの柔らかな声が傍にありますように…。



* * *






そんな感じでコネタです。
しばらくぶりの生存確認の日記ですが、水乃は元気です。
いや、ちょっとお腹いたいけども…うう、なんかキリキリ生○痛みたいな感覚が…めそめそ。
変なモノ食ってないはずなんだけど、食中毒には気をつけませう。



















2006年07月07日(金)
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