○戯言No.992
ここのところの世界的な不況の影響は、 あの大新聞社まで揺るがしていました・・・
と言っても、まあ架空の新聞社なんですけどね。
“究極”vs“至高”の、あの二大新聞社が・・・ 美味しんぼ103巻。
東西新聞社と帝都新聞の両新聞社が、 世界不況の影響による、広告収入の大幅な減少で、 文化事業の休止を検討しているというところから始まっていたのです。
結局のところ、海原雄山が食べ物で説得し、和歌山編での究極vs至高に なるんですけど、時事を反映したところでちょっとびっくりしてしまいました。
でも、やっぱり実際問題、削るところってそうなってしまうんだなとも思いました。 文化事業は金がかかりそうだもんなぁ。 特に、究極と至高っていうコンセプトで最高の素材、最高の調理法というのを 追求すれば、どうしたって金がかかるもんなぁ。
正直、世界的な不況で食べるものにも困っている人がいるのに、 何が究極だ、至高だっていう批判も出るでしょうし、 金持ちの道楽なのか、文化の追求なのか線引きが難しいところです。
今回の全県巡りの舞台は和歌山。 東北に住むネスタッチにはあまり馴染みのない土地ですが、 やっぱり食に関しても、目新しい食材がたくさんありました。
究極vs至高は今後も続いていくようですが、 この不況の影響がこんなとこまでって思ったので、話題にしてみました。
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