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終わりなき戯言
ネスタッチ
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2009年05月03日(日)
【サッカー】エル・クラシコ!

○戯言No.971

先日のCL準決勝のチェルシー戦では圧倒的に引きこもる
チェルシーのゴールをこじ開けることはできずスコアレスドロー。

そして、リーガのバレンシア戦では終盤に追いつくも2−2のドロー。

最大で12あったレアルとの勝ち点差は4となって迎えた今季2度目のクラシコ・・・

過密スケジュールによる疲労。追う者の強み。マルケスの離脱。
など様々な要因を元にバルサ不利の予想が多数あったそうです。

まあ正直ネスタッチはここでとどめをとも思っていたので心配はしていませんでしたが・・・
逆に、絶対に負けられない&内容を伴う勝利が求められるベルナベウでのクラシコは
レアルにとって大きなモチベーションにもなり得る代わりに、大きな足枷にもなるのでは
なんても思っていました。(まあそれはカンプ・ノウでのクラシコでも言えるんだけれども)

続きにはきっちり試合結果などがネタバレしてますのでご注意。


















スタメン
    <レアル・マドリー>                   <バルセロナ>
                             
  ラウール   イグアイン                     エトー
                                アンリ         メッシ
マルセロ       ロッベン
                                 イニエスタ    シャビ

    ガゴ   L.ディアラ                       トゥーレ

エインセ          S.ラモス            アビダル         アウベス
  メッツェルダー カンナバロ                  プジョル   ピケ

       カシージャス                         バルデス

こんな感じ。
まあレアルの出方次第でこの試合が面白くなるかどうかってのは決まるんですけど、
やっぱりベルナベウで引きこもってたら勝っても何言われるか分からないので、
ラインを高く上げて、前半から飛ばし気味に攻め込んできました。
これは良い試合になりそうだなと思いましたよ。

14分 先制はレアル。  S.ラモス→イグアイン
アビダルを軽々と交わしてあげたS.ラモスのクロスをイグアインが豪快にヘッド!

18分 冷や水を浴びせるアンリ。  メッシ→アンリ
活きあがるレアルが前掛かりになり、高くなったDFラインの裏のスペースを
見逃さないメッシの浮き球パスをクールに流し込むアンリ。

20分 魂のヘッド。 シャビ→プジョル
アンリが倒されて得たFKをきっちりたたき込む値千金の逆転ゴール

36分 ミスをするとこうなる。 メッシ
DFラインからボールをもらったディアラの背後からシャビが現れ足を出してチェック。
こぼれたボールをもらってメッシが独走!
カンナバロが追いすがってすべるものの、メッシは一瞬早く左のアウトサイドで
逆サイドにコロコロと流し込み追加点。

レアルがよかったのは15分まで。
先制点をあげて以降は、徐々にロッベンにも対応し3点目が入ってからは
もうバルサペース。パスをきっちり回して相手につけいる隙を与えません。
攻めてはメッシ、アンリがキレのある動きでレアルを翻弄。
守ってもピケが鋭い出足の果敢なチャレンジからパスカットを連発。

でも前半だけで2得点に絡むシャビと、攻守に存在感を見せたイニエスタが目立ってました。
CBからボールをもらった後の反転して攻撃に転じるターンの鋭さ、うまさ。
シャビにはガゴがイニエスタにはディアラがほぼマンマーク気味についてたんだけど、
軽々反転して前を向くんですよねぇ。びっくりするくらい簡単に。
うちの秋葉とサトケンにも見習って欲しい技術です。

さて後半。
早い時間帯で差を詰めておきたいレアルが攻め込みます。

11分 S.ラモスの追撃弾  ロッベン→S.ラモス
どうもセットプレイ時のDFが緩い時があるんだよなぁ。バルサ・・・
豪快に走り込まれてたたき込まれました。

さて活きあがるレアルに水を差すのはまたしてもこの男。

ティエリ・アンリ

13分 スペースあけすぎ  シャビ→アンリ
センターライン付近からの浮き球パス。オフサイドぎりぎりで飛び出したアンリ。
エリア外に飛び出してきたカシージャスともつれながらも一瞬早く触ったアンリの勝ち。
ボールは無人のゴールにコロコロと・・・

30分 シャビ止まらない。  シャビ→メッシ
今日のシャビは止まらない。メッシとのコンビでボールを運ぶと裏へ飛び出す時間を
作るようにターンしながらスルーパス。メッシはワンフェイント入れてカシージャスの
体勢を崩した後、楽々ゲットゴール。

38分 とどめは・・・   ピケ
メッシのスルーに右サイドを抜け出したエトー。
ゴール前に折り返すと、そこに詰めてきたのがなんとCBのピケ。
メッシにボールを預けたのがピケだったんだけど、そのまま怒濤のオーバーラップ。
折り返しをシュートするもののDFに当たってこぼれます。
メッシが近くに寄ってたのでパスという選択肢もあったと思います。
(実際、カンナバロはそっちをケアしにいこうとしてた)
でも選んだのは角度のないところから体をうまく回転させてのシュート!
これが決まってとどめの6点目。

以前、クラシコで7−2というのがあるそうですが歴史的な大敗。
バルサは優勝に王手といったところ。
前回のクラシコ以降17勝1分という勝負強さで迫ってきたレアルの息の根を止める
といっても過言ではない勝ち点7差。

このままいけいけバルサ!
アウェイのチェルシー戦でも今日のような試合を見たいものです。