○戯言No948
先日、山形では任期満了に伴う山形県知事選挙がありまして・・・
基本的に保守が強い地盤といわれる山形。
前回の知事選では現職の高橋知事を若手の斎藤知事が破る まさかの展開で初当選。
まあ、高橋さんは高齢でしたし、正直財政的には借金が 多かったのも事実だったので、変化を求めてのものだったとは 思います。
それから4年。斎藤知事による改革が進んできたわけですが・・・
スチャラカとはいえ公務員のネスタッチとしては改革は分かるけど 緊縮に次ぐ緊縮で、なんとなく閉塞感があったのも事実。
個人的にいうと給料やボーナスなんかも確実に目減りしてますしね。
そんで、今回の知事選。
現職の斎藤知事は4年間を土台にステップアップする2期目。 経験を全面に押し出しての選挙戦。
自民党全体での応援、支持はないものの 県議会では圧倒的多数を占める自民党。 その議員はほとんどが斎藤さんを支援。
対抗馬は吉村美栄子さん。山形どころか 東北初の女性知事を目指す方です。
野党所属の県議が支援に回ったとはいえ、斎藤さんの 優勢が伝えられていました。
しかし、ふたをあけてみれば出口調査の段階から かなりの接戦の様相。
開票速報も2000〜3000程度の差での激しい争い。
当確が出るのも当然遅くなったのですが、
吉村さんに当確が出たとき、画面上の速報は 斎藤さんの方が票が多かったんですよ(^_^;
??(℃゜)ゞ って思いながら見ていると、大票田の山形市を集計し直ししている ということ・・・
吉村さんが期待されたというより、斎藤さんがNOだったような 気がします。確かに財政再建は進んではいたようですが、 本人も語っているように「改革が性急すぎた」のかもしれません。
ただ、これは麻生政権を含めて現国政への批判もかなりあるんじゃないかなぁ。
吉村さんになったからといってすぐにどうこうではないと思うけど、 まずはこのCHENGEを歓迎したいと思います。
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