<今日の更新>○戯言No.890
久々に漫画の話でも・・・
以前にも話題にしたのですが、 「黒博物館 スプリンガルド」と「とめはねっ!」です。
それから「少女ファイト!」ってのも面白かったので・・・
「黒博物館 スプリンガルド」 「スプリンガルド」は、「うしおととら」や「からくりサーカス」を 描いた藤田和日郎さんの作品。 サンデー(小学館)を飛びだしてモーニング(講談社)での連載という ことで取り上げました。 毎週読むよりもまとめて読んだ方が断然面白いので、コミックスを 待っていたのですが、先日発売されました。
やっぱり面白いですね。藤田さんの作品は。 実際にイギリスで大騒ぎになった「バネ足ジャック」のお話を 基にして、見事に漫画に再現。 熱く、そして時折笑える、面白い漫画でした。
藤田作品に出てくる女性は、とにかく芯が強い。 「うしおととら」の麻子や真由子。 「からくりサーカス」のしろがねやリーゼ。 「邪眼は月輪に飛ぶ」の輪。 そして男性は熱い魂の持ち主。 潮しかり勝しかり、鵜平しかり。どいつもこいつも時々 時々すっとぼけてるんですけど、やるときゃやる。
そして今回のスプリンガルド。 男性は変わり者のウォルター侯爵、熱きロッケンフィールド警部。 女性はマーガレット。 やっぱり藤田作品の主人公の系譜をきっちり受け継いでいます。
そしてこれでもかという悪者。(でも寂しい悪者)これも物語を盛り上げます。 これぞ藤田作品という作品でした。
6回ので終わってしまい、異聞が3回。合計9回の連載だったようで、 コミックスにすると一巻だけでしたが、「邪眼は〜」同様読み応え十分。
どうやら、「黒博物館」の収蔵品を紹介しながら・・・という形で また短編ができそうなのでそちらを楽しみにしたいと思います。
「とめはねっ!」2巻 さて、もう一つ「とめはねっ!」ですが、 高校の書道部のお話の第2巻。 面白いですねぇ。こういうのも書道なんだってのが驚きます。 今回はリレー書道やパフォーマンスをしながらの書道。 ピンクレディを踊りながらとか、水戸黄門のコスプレしながらとか 新鮮な驚きがありました。
夏休み合宿編として3巻に続くようなのですが、来春発売だそうで・・・
「少女ファイト!」1〜3巻 いつだったか忘れましたが、「G戦場ヘヴンズドア」の事を書いた 気がするんですけど・・・・ それと同じ作者、日本橋ヨヲコさんの作品。
今度は女子バレーのお話。今回も骨太なお話です。 「G戦場〜」の時も思ったけど、この人の作品に出てくる人は それぞれに結構、重たい悩みを抱えていて、スポーツ系の漫画ではありますが、 スポーツ系の面白さもありつつも、人間模様がとても面白いと思いました。
こちらもまだ未完なので、4巻が楽しみでなりません。
紹介になっていないような・・・(^_^; まあ興味を持ったら是非。読んで損はしないと思います。
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