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終わりなき戯言
ネスタッチ
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2006年11月26日(日)
【サッカー】リーガ。

<今日の更新> ○戯言No.810

3試合分も溜まってしまっているので、さすがに今の状況からいって
いつものようなレポはちょいとムリです。(;^_^A アセアセ・・・

ということで・・・(どういうことで??)
3試合分を総合して感じたことをいっしょくたに。



結果一覧 10節〜12節

10節 vs サラゴサ@カンプ・ノウ
 バルセロナ 3−1 サラゴサ
得点
16分 G.ミリト(ダレサンドロ)
30分 ロナウジーニョ(PK)
85分 ロナウジーニョ(FK)
90分 サビオラ

11節 vsマジョルカ@オノ・エスタディオ
 マジョルカ 1−4 バルセロナ
得点
42分 グジョンセン(デコ)
58分 グジョンセン(イニエスタ)
70分 ヴィクトル
85分 イニエスタ
91分 エスケーロ(ロナウジーニョ)

12節 vsビジャレアル@カンプ・ノウ
 バルセロナ 4−0 ビジャレアル
得点
34分 ロナウジーニョ(PK)
54分 グジョンセン(イニエスタ)
70分 イニエスタ(ザンブロッタ)
88分 ロナウジーニョ(シャビ)ゴラッソ!!!!




というわけで、破竹の3連勝。
この間に、CLのレフスキ・ソフィア戦も戦っており、それにも勝利。
エトー、メッシ、サビオラと相次いで主力のFW陣が怪我に見舞われる中
確実に勝利をもぎとって、10節に明け渡した首位の座を11節には奪還。




〜3試合を通して〜

「ロナウジーニョ復調」
これまで、得点をあげていながらもW杯での疲労を隠しきれなかった
ロナウジーニョ。コンディション不良が囁かれ、エトーが離脱後は
チームが波にのれないこともあり、批判に晒されていました。

しかし、ついに復調。
この3試合でみるみるいい時のロナウジーニョに近づいてきました。
サラゴサ戦では、全てセットプレイからだったものの全得点に絡む働き。

そして、今朝のビジャレアル戦では終了間際のゴラッソ。
シャビのクロスをエリア内で胸トラップ。体を反転させながら
オーバーヘッドでGKの頭上を抜きました。鳥肌もんです。

リーガ3試合で4ゴール。
エラシコを初めとするフェイント、ボールを受ける様、
全てにおいてトップフォームに戻ったと言っていいのではないかと感じました。

攻撃陣の不在を感じさせない圧倒的な存在感。
エトーがいればアシスト役に徹しますが、得点力を発揮すればこのくらいは
やれるんだということを再認識。
実際、現在のところ得点王ですし。

「グジョンセンがフィット」
時間が解決することとは思っていましたが、ここにきて安心して
見ていられるようになりました。
動き出しのタイミングもピタリと合うようになって、得点がなくても
PKやファウルをさそってチャンスを作るなど、CFとしてきっちりと
仕事ができはじめました。
(10節、12節のPKはどちらもグジョンセンがゲット)
そんなグジョンセンのタイミングを周りが理解し始めたのも大きいです。
特に、イニエスタとのコンビがものすごくいい。

もちろんエトーが戻ればファーストチョイスはエトーでしょうが、
遜色ない働きをしてくれるグジョンセンは心強い限り。

「生き生き、イニエスタ」
シャビが怪我をしたというのもありますが、3試合全てでスタメン。
CLのレフスキ戦でもゴールをあげ、公式戦3試合連続ゴール中。
持ち前のテクニックに加えて昨シーズンから加わった力強さ。
そして今期は勝負強さ、と着実に成長するマシア生え抜きは頼もしい限り。

今朝のビジャレアル戦では、ザンブロッタが粘ってあげたクロスに反応。
スルスルと入ってきたエリア内でフリーでジャンピングボレー。
(威力はイマイチだったけど、きっちり叩きつけてGKは取れないシュートでした。)

「気が利いているよ。デコ」
チームが苦況に陥れば陥るほど、彼の存在感は増すばかり。
豊富な運動量で、攻守に大車輪。本当に頭が下がります。

攻撃でも守備でも、危険な場所を瞬時に察知。
いざというときにはファウルも辞さずというありがたいファンタジスタ。
つないでも、パスミスが少ないしボールを奪われることもほとんどない。

完成されたプレイヤーです。

今日は、美人の奥様が観戦に来ていたらしく、張り切ってました。




セビージャ、レアル・マドリー、サラゴサといったところが
好調を維持してはいますが、この調子で首位を堅持して
ウィンターブレイクに入って欲しい。




他チーム近況。
「どうしたバレンシア」
・ボランチが相次いで怪我。
  中でも大きいのがアルベルダの怪我。彼の離脱と同時に失速。
・ビジャも沈黙(しかも怪我でレアル戦は欠場の見込み。)
・ホアキン覚醒せず。
負の連鎖が続いている中での明朝のレアル戦。
メスタージャでの試合ですからいいところを見せたいはず。

「セビージャ強い」
・レナトとポウルセンが効いている。
・カヌーテ覚醒。
攻守にバランスを取りつつも奪ってからが速い。
そして決定力の高い、カヌーテとL.ファビアーノの決定力。
控えのケパもようやく使える目処がたったようです。

「やっぱりすごいよ、アイマール」
バレンシアを出るときには悩んだでしょうけど、彼にとっては今回の
決断はよかったと思います。ここまで3ゴールという得点力以上に
ダレサンドロとともに攻撃陣を牽引。
そうだよなぁ。常時出られる機会があればこのくらいやって当然だよな
と改めて思います。
D.ミリト、エヴェルトン、S.ガルシアというFW陣を自由に操って
サラゴサを今後も引っ張っていくでしょう。

「ニステルローイ。」
レアルはなんつってもニステルローイでしょう。
あの決定力はほんと凄い。ハットトリックの活躍を見せた試合での
ゴールはどれもスーパーゴールでした。
守備面ではエメルソンよりもディアラ。彼の貢献が高いかな。
ポジショニングが的確な気がします。

あとはグティの充実ぶりとエルゲラの復活。
グティは完全にトップ下に定着。
攻守の切り替えも素早くカウンターの起点になっています。
エルゲラは移籍先を探していた開幕前。
結局残留したものの、背番号をエメルソンに奪われるなど
屈辱の開幕を迎え、ベンチ入りもままならない日々を越え、完全に復活。
カンナバロの相棒の座を射止めました。
まあシシーニョ、サルガドと右SBが怪我でいなくなってS.ラモスを
右にまわさざるを得ないという緊急事態がもたらした結果だとしても
クレバーな守りは安定感を見せています。

ただ、やっぱりカペッロサッカーは好きではないです。




最後に・・・

お勧めの曲を一曲紹介して、家仕事に戻ります。

「新しい私になって」熊木杏里です。

資生堂の企業広告のCMソングとして起用されて、
日テレのおしゃれイズムなんかを見ていると流れてくるCMソングです。
資生堂のHPでCMを見ることができます。
※PLAYをクリックすると、メディアプレイヤーで視聴可能です。

声とかなんか癒される感じ。疲れた心と体に染み渡ります。
失恋ソングなんですが、とてもいい曲だなと思います。

それでは・・・・