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終わりなき戯言
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2006年03月25日(土)
【サッカー】リーガ。

<今日の更新>  ○戯言No.702
ひっそり更新。
スイマセン。26節デポル戦27節オサスナ戦28節ソシエダ戦
簡易版でお伝えします。<(_ _)>


26節 vsデポルティボ・ラ・コルーニャ @カンプ・ノウ
前回の対戦でも苦戦し、結局は引き分けになんとか追いついたデポルが相手。
バレロンもトリスタンもいなかったんですけど、それでも
ムニティスやら危険な選手がいるので気が抜けない相手。
[ラインナップ]
FW:ロニー エトー ラーション
MF:イニエスタ、デコのトップ下にアンカーにエジミウソン
DF:左シウビーニョ、右ベレッチ、中央にマルケスとプジョル
GK:バルデス
Sub:ジョルケラ、オレゲール、ジオ、モッタ、ボメル、エスケロ、ジュリ

この日はセットプレイが鍵を握りました。

3分
先制はバルサ。この日はイニエスタがよかった。
(その分、カバーリングにデコが大忙しでしたが・・・)
その積極性が生んだFKのチャンス。
これをロニーがきっちり決めて先制。(1−0)

デポルの反撃は15分過ぎ。
中盤でようやくボールを運べるようになった時間帯。
これまたセットプレイ。CKからでした。
決めたのは、先ほどイニエスタを倒してFKを与えたフアンマ。
ショートコーナーをセルヒオがセンタリング。
これを豪快に決めました。(1−1)

20分
シウビーニョのクロス(ロニーの美しいスルーからの展開)
をエトーがすらして逆サイドのラーションへ。
ラーションは角度が厳しかったので中央を見てヘッドで優しく
折り返すと、そこに走り込んできたのがイニエスタでした。
しかしダイレクトでのシュートを躊躇した結果、GKに詰められて
しまいました。

大チャンスを外すといいことはありません。
23分
ムニティスのFK。ラインを上げ損なうと、今度はフアンマの
相棒のアンドラーデが走り込んできてヘッド。デポル逆転(1−2)

34分
バルサ反撃。右サイドからロニーのCK。
これがファーサイドのラーションへ・・・
ラーションは豪快に叩きつけて同点。軽く会わせたように見えましたが、
結構な勢いでゴールネットに突き刺さりました。
ラーションのバネを感じさせるヘッドでした。(2−2)

後半も鍵はセットプレイ
51分
バルサまたもFKのチャンス。今度は直接狙わず、
速くて曲がるボールがマルケスの足下に・・・
なんとか合わせたものの枠外。

61分
追加点は左サイドからのCKでした。ロニーの蹴ったボールは
低くて鋭いボールでした。誰も合わせられねぇよって思ったんですけど、
DFや見方の間をスルスルとすり抜けて辿り着いたのはエトーの足下。
軽く合わせてゴール。ついに逆転(3−2)

これが決勝点となりバルサ逆転勝利。
こういう難しい試合でも勝ちを拾うのは優勝のためには大事。
3トップ揃い踏みもいい感じ。

選手交代
46分 イニエスタ→ファン・ボメル
64分 ラーション→ジュリ
76分 ベレッチ→オレゲール

<最終結果>
バルセロナ 3−2 デポルティボ・ラ・コルーニャ
得点
3分 ロナウジーニョ(FK) 【BAR】
15分 フアンマ(セルヒオ)【DEP】
27分 アンドラーデ(ムニティス)【DEP】
33分 ラーション(ロナウジーニョ)【BAR】
61分 エトー(ロナウジーニョ)【BAR】
ネスタッチ的MIP ロナウジーニョ
セットプレイで魅せてくれました。素晴らしい精度。バリエーション。
3つとも違う軌道のボールでした。



27節 vsオサスナ@レイノ・デ・ナバラ

[ラインナップ]
FW:ロニー エトー ジュリ
MF:モッタ デコ 底にエジミウソン
DF:左シウビーニョ 右ベレッチ 中央マルケス、プジョル
GK:バルデス
Sub:ジョルケラ、ジオ、オレゲール、ボメル

いやぁ。オサスナ強い。
ラインをコンパクトに保ち、トップから最終ラインまでが
30〜35mくらいの間に全員がいて、常に数的優位を作りながら
バルサにプレッシャーをかけます。
この試合にかけているといってもいいくらいのモチベーションで
臨んでいると思いました。

この日くらい見せ場の作れないバルサも珍しい。
バルサ相手に恐れてひいてはダメというのは分かっていても
90分プレスをつづけられるのかという問題はつきまとうんですが、
とにかくオサスナのプレスが厳しかった。

高い位置で奪うから当然、攻撃でも優位に立てます。
両サイドを広く使い、トップのミロシェビッチにというのが基本パターン
でしょうか。特に左のデル・ポルトの動きがよかったです。

18分
先制はオサスナ。遠目からのFK。もちろん直接ねらった訳では
ないのですが、ゴールに巻いてくるボールを蹴ったのはデル・ポルト。
特に問題ないと思いながら見ていると、よせばいいのにキャッチしに
いったバルデスが痛恨のキャッチミス(パンチングしとけば問題なかったのに)
落ちたところをバルドに冷静に押し込まれアウェイでやりたくなかった先制点。(1−0)

バルサはまったく見せ場を作れず、前半終了。
(エトーのミドルなどはあったけど・・・・)

後半もまったく運動量の落ちないオサスナ。

バルサは局面を打開しようとベレッチが豪快なミドル。
糸を引くようなシュートでしたがGKファインセーブ。

追加点は58分
バルサが前掛かりになっていたところをセンターサークル付近で
奪ったオサスナのカウンターが炸裂。
必死に戻るエジミウソンとプジョル。(マルケスは上がってました)
エジミウソンが決死のスライディング。
かなりシミュレーションっぽかったですけど、ミロシェビッチが
倒れてPKゲット。さらにエジミウソンは二枚目のイエローで退場。
ますます苦しい展開に。
このPKをプニャルが決めて追加点(2−0)

一人少なくなったバルサ。ジュリに代えてラーションを投入。
するとオサスナの運動量が落ちてきたこともあり少しずつ形を
作り始めました。

68分
ロナウジーニョが3人に囲まれながらもボールをキープして
振り向きざまにループパスをDFラインの裏に出します。
それに走り込んでいたのがラーション。しかし、惜しくも枠外。
アウトにかけたかったらしいのですが、ジャストミートしすぎたようで。

直後の70分
ロニーのノールックパスに反応したのもラーション。
見事なダイアゴナルランでDFラインを切り裂きました。
冷静に左足でけり込んで反撃ののろしをあげます。(2−1)

が、・・・・
反撃もここまで。へろへろになりながらも体をはってプレスにくる
オサスナの意地の前に敗北。

幸い、2位と3位のレアルとバレンシアが直接対決でスコアレスドロー
だったため、差は変わらず。

<最終結果>
オサスナ 2−1 バルセロナ
得点
18分 バルド 【OSA】
58分 プニャル(PK)【OSA】
70分 ラーション(ロナウジーニョ)【BAR】
ネスタッチ的MIP デル・ポルト
左サイドで攻撃の起点となり、FKのチャンスではかなり危険なボールを
エリア内に供給。怖かったです。
でも一番すごいと思ったのは組織的な守備かなぁ。
チームの勝利でしょう。

エジミウソンが退場になっていなければ、もっと最後の最後に
押し込めたんでしょうけどねぇ。まあ仕方ないです。



28節 vsレアル・ソシエダ@アノエタ

この試合では、故障者が多数でてしまいました・・・
出て欲しくなかった守備的な選手に・・・

[ラインナップ]
FW:ロニー エトー ラーション
MF:デコ ボメル 底にエジミウソン(前節の2枚目のイエローが取り消された)
DF:左ジオ、右オレゲール 中央にマルケスとプジョル
GK:バルデス
Sub:ジョルケラ シウビーニョ ベレッチ ガブリ 
  イニエスタ エスケーロ ジュリ

ホームのソシエダが積極的に進めます。
3分
後方からのロングパスをつないだソシエダ。スコウボが競り勝ったボールを
ニハトがヘッドでつなぐと、走り込んだミケル・アロンソのシュート。
フリーでしたが、バルデスが好反応。威力がなかったのにも助けられました。
これ決まってるとかなり苦しかったと思います。

8分
そこまで今ひとつボールが回らなかったバルサの反撃。
トップの3人でゴールに迫ります。
PA直前で細かいパス交換。最後はロニーがラーションの位置をよく見て
ラインの裏に浮き球パス。DFは完全にエトーに気を取られていて
斜めに走り込んだラーションを誰もケアしていませんでした。
これを見事にトラップしてGKの位置をよく見てシュート。完璧でした。
押されていただけにうれしい得点。(0−1)

12分
ソシエダの反撃。スコウボがラインの裏をとって完璧に抜け出します。
しかし前節の汚名返上に燃えるバルデスがまたもファインセーブ!

14分
アクシデント発生。
ソシエダのCKの直後にマルケスが右腿を抑えてピッチに座り込んでしまいます。
結局プレイは無理で、イニエスタと交代。エジミウソンが最終ラインに入り、イニエスタは中盤の底に入りました。

ここから切れだしたのがファン・ボメルでした。
積極的にトップを追い越してPA内に侵入。タイミング、ボールタッチが
素晴らしい。
まあこれだけ上がられるとまた大変なのは相棒のデコなんですけどね。(^。^)

その後、ソシエダはマルク・ゴンサレスのミドル。バルサはエトーの
リスタートからのシュートなどがあったものの得点なく前半終了。

後半開始早々にバルサに追加点
51分
右サイドでスローインされたボールをロニーがパス。
これをラーションがスルーしたところに走り込んできたのが
ファン・ボメル。ファーストタッチでDFを交わすとGKをよく見て
狙い澄ましてシュート!しかし狙いすぎたのかポストを叩きます。
跳ね返りにつめていたのがエトー!ごっつぁんです!!(0−2)

その後ロニーのFK。エトーのミドルなどでバルサが押し込みます。
ソシエダはニハトのスピードを生かしたカウンターなどで反撃を
試みます。

またもバルサにアクシデント。
終了間際の83分でした。カウンターから抜け出したニハトを追いかけて
いたエジミウソンが足を故障。同じように腿のようでした。
ニハトのシュートはバルデスがセーブしたものの暗雲が立ちこめます。
既にカードを3枚きっていたバルサは交代もさせられず・・・

しかしなんとか凌ぎきって試合終了。

<最終結果>
レアル・ソシエダ 0−2 バルセロナ
得点
8分 ラーション(ロナウジーニョ)【BAR】
51分 エトー 【BAR】
ネスタッチ的MIP バルデス
前節の汚名返上とばかりにはりきっていました。
チームを救うセーブも何本も見せました。
こういうときもあるんだよねぇ。彼は。

故障の具合ですが、どちらも右腿の肉離れだそうで、
マルケスは4週間、エジミウソンは2週間程度の離脱だそうです。
二人揃っていないのはかなり厳しい。
エジミウソンがギリギリクラシコに間に合うかっていうところらしいです。

心配なのはCLベンフィカ戦。プジョルが出場停止なんですよ。
どんな最終ラインにするのかもう心配で心配で。

とりあえず、今日はここまで。
明日はヘタフェ戦とマラガ戦を一気に書き上げたいと思います。