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終わりなき戯言
ネスタッチ
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2006年01月22日(日)
【本】いろいろ読みました。

<今日の更新> ○戯言No.692

え〜と。19節のリーガレポもまだなのですが、明朝行われる20節アラベス戦と
ともに、週半ばくらいまでは書き上げたいと思いますです。

買ったけど、読んでいなかった小説を今週末2冊読み上げました。
ってそんなことしてないで戯言書けよって感じですが・・・
気分が乗らないときに更新してもってところがあったし、
読み始めたら止められなくなってしまったのですよ。
さて3冊を紹介。
まあネスタッチらしく、なんの脈絡もない3冊です(^_^;)

☆「変身」/東野圭吾 著
先日、容疑者Xの献身で直木賞を受賞し、白夜行でドラマ化もされている売れっ子さんの作品です。
東野作品との出会いは広末涼子主演の「秘密」を見てからですけど、実際に
著作を読むのは初めてでした。こっから感想(反転しています)
最後がハッピーエンドではないのが残念でしたが、かなり切ない、
それでいてドキドキする展開の良作でした。一気に読めました。
おかげで寝不足です。(^_^)
これは既に映画化されていて映像で見た方もいるんでしょうけど、ネスタッチは
知らなかったし、DVD化もされていないので楽しめました。
脳移植には成功したものの、徐々に自我が崩壊していくことを自覚する
主人公と、その主人公をどうにかして助けようと一途に愛する彼女の姿
が描かれています。


☆「流星ワゴン」/重松清 著
感想
こちらも切ない小説でした。
テーマは家族、父と子、夫婦。いろんな読み方ができると思うんですけど、
人生に疲れ果て、「死んでもいいや」と思っている主人公の前に、
既に事故死したの親子の乗るワゴンが現れる。
そのワゴンに乗って、人生の転機になる場面へと旅立つ主人公。
旅だった先では、同い年の父親との出会い、語らい。
荒唐無稽でありながら、なぜか身につまされ、家族といったものを
改めて考えさせられました。
とても面白くて、↑の変身よりも長いのですが、短い時間で読み切りました。


最近は絵本など、子ども向けのものをよむことが多かったので久々に
小説を読みましたが、やっぱり活字はいいですね。