<今日の更新> ○戯言No.644 ○山形四季折々 ○バルサのページ
ご無沙汰しております。<(_ _)> 肉体的、精神的なダメージに加え、秋の花粉症がはじまってしまい、 仕事の能率が落ちるやらなにやらで、てんやわんやの一週間でした。 昨日一日体力回復に務めたこともあり、なんとか更新にこぎつけました。
結局、リーガの2節は全てレコーダーで録画したものの、 見るのに、昨日一日かかってしまいました。(^_^;
とりあえず、バルサ第2節のレポをお送りします。 明朝に第3節があるので、間に合って良かった。
第2節 vsマジョルカ @カンプ・ノウ WOWOWの放送の冒頭の部分がカッコヨカッタんです。 「それは・・・小さなつまづきだったのか? 開幕戦という名の魔力なのか?? 王者の刃は突き刺さらない。昇格したばかりの バスク第3の刺客の前に、スコアは“0” もう・・・足踏みは許されない・・・・」
ホーム、カンプ・ノウに大久保の所属するマジョルカを 迎えての第2節。初戦、ボナーノの攻守の前に屈したバルサ。 ホーム開幕戦では、絶対に負けられないはず。
1節を終えて、ライカールトにもずいぶんと批判が集まったとか。 「なぜ、前線の並びを代えたのか?なぜベレッチがスタメンでは なかったのか?」 主に、選手起用の面での批判だったようです。 それがあってかはわかりませんが、2節は元に戻しました。 昨シーズンのフルメンバーって感じ。 エトー ロニー ジュリ
シャビ デコ
マルケス ジオ ベレッチ オレゲール プジョル バルデス
控えには エスケーロ、ラーション、イニエスタ、ファン・ボメル シウビーニョ、エジミウソン、ジョルケラ という陣容。
対するマジョルカも大久保がスタメン。動きにも注目したいところ。
<前半> じっくり様子を見る、バルサ。バルサの攻撃陣を恐れて、 それほど、攻撃にはこないマジョルカ。しかし、虎視眈々と カウンターを狙う雰囲気はあります。
いつものバルサとは違う、ゆっくりしたペースで試合が進んでいきます。 やっぱり、前線はロニー、エトー、ジュリの並びの方が しっくりしている感じ。 ポゼッションは7:3でバルサが圧倒。 ロニーが、代表戦なども含めて疲れが溜まっている感じで トップフォームではないようなのがちょっと気がかりといえば気がかり。 その分という訳ではないのでしょうけど、ジュリの動きが よかった。あいかわらずラインの裏を狙っての鋭い飛び出しが マジョルカを混乱に陥れてました。動き出しのタイミングと スピードが素晴らしい。
試合が動いたのは27分。 ジオが左から何気なく上げた、アーリークロス。 飛び込んできたのはエトー。バジェステロスが競ってはいたのですが、 高さで完全に勝っていました。 たたきつけたヘッドは、地面に落ちてから若干変なバウンドを したようにも見えましたが、とにもかくにもGKモヤが反応しきれず、 バルサにとってもエトーにとっても待ちに待った、今期初ゴール。
これで、楽になったバルサ。 更に余裕をもって、ボールを回します。決してムリをせず、かといって 攻めの手を緩めるわけでもない。マジョルカにとっては厳しい展開。
32分 右サイドを突破したベレッチが、ムリをせずいったんデコに戻します。 デコはワントラップした後、やわらかい浮き球のパスをPA内に 放り込みます。これにきっちり反応したのがジュリ。 ダイレクトでボレーを撃ちます。 これはモヤがいったんはとめたものの、跳ね返りに詰めていたのが またしてもエトー!頭で押し込んで追加点。
その後も、バルサにばかり得点の臭いがするまま前半終了。 エトーは前半でハットトリックも可能かと思わせる動き。 試合前日に脳震盪で運ばれたとは思えない動きでした。 点もヘッドでですし。
<後半> 後半も、バルサペース。プジョルを中心とするDF陣にまったく 危険はなく。大久保もプジョル、オレゲールに勝負を挑もうとは しますが、サポートがないということもあり、なかなか しかけるチャンスもない状態。決して動きは悪くなかったのですが・・・ 体をはるべき、相棒のジョルディもプジョル、オレゲールに 競り負ける場面が多く、これは苦しいだろうなぁって思いました。
後半20分過ぎ、選手交代。マルケスに代えて 見たかったファン・ボメルが登場。 これにより、シャビが中盤の底に入り、今までのシャビの位置に ファン・ボメルが入ります。 これが、予想以上によかったです。デコ、シャビの控えがイニエスタ しかいなくて、苦しんだその穴が完全に埋まりそうだと思いました。 バルサの戦術にも順応しているようだし、機動力、攻撃性能は かなりのものだと思いました。
25分マジョルカのDFの要バジェステロスが2枚目のイエローで退場。 ますます苦しいマジョルカ。
ほぼ勝利を手中にしたともいえるバルサは、デコに代えてイニエスタ投入。 やっぱり非凡なところを見せました。得点には至らなかったものの、 エトーへのスルーパスは美しかったですし、華麗なテクニックも 見せてくれました。
更に更に、今度はマジョルカ中盤の要ファリノスまで審判への執拗な 抗議から2枚立て続けにイエローをもらい退場。 こうなるとマジョルカに打つ手はなしです。
余裕のバルサ。 ジオに代えて初登場、エスケーロお披露目。 故障明けってこともあるし、ジオに代えて入ったので ポジション的にもはっきりしなかったこともあり、 これといった見せ場はなかったです。
モチベーションが高いのは、3点目を狙うエトー、 チャンスをものにしようという、ファン・ボメル、イニエスタくらい。 あとは、若干流し気味に試合を進め、このまま試合終了。 エトーは再三のハットトリックのチャンスを逃したのが気になるとは いえ、圧倒的なスピードと決定力は健在でした。 ファン・ボメルは果敢な飛び出し、(この部分ではデコ、シャビより上かも) でシュートを狙いました。惜しくも一本はポストに阻まれましたが、 動きはよかった。
<最終結果> バルセロナ 2−0 マジョルカ 27分エトー(ジオ) 32分エトー ネスタッチ的MIP:ジュリ 普通に考えればエトーなんでしょうけど、やっぱりジュリの 動きだしの良さが目立ちました。献身的に前線から守備も していたし。
<次節の展望> 前日、レアルがセルタに負けていたということもあり、 ぜひとも勝っておきたいホーム開幕戦を白星で飾った我がバルサ。 次節は、大量補強で確実に戦力をアップさせたアトレティコが 相手。昨シーズンも1分け1敗と苦しんだ相手ですから、 雪辱を果たしたいところ。 アトレティコも新戦力が多いということもあり、組織が整備されていない とはいえ、2節を終えて1分け1敗。ホームで、しかもバルサを相手に 勝利を収めたいとモチベーションも高いでしょう。 見逃せない試合になりそうです。
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