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終わりなき戯言
ネスタッチ
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2005年08月28日(日)
【サッカー】リーガ。

<今日の更新> ○戯言No.639

さて、開幕しました。リーガ・エスパニョーラ'05〜'06シーズン。
今期も我がバルサを中心にリーガを楽しみたいと思います。
スカパーに持ってかれるんじゃないかとヒヤヒヤしたんですが、
何事もなく今期もWOWOWで中継。

早朝の試合で、さすがに起きられなかったのですが、
そこはDVDレコーダーが大活躍。予約すら忘れていたのですが、
おまかせ録画で勝手に録画してくれました。(-人-)感謝です。

さて、第1節はアウェイのアラベス戦。
今期3シーズンぶりに昇格してきたチームです。
もちろんディフェンディングチャンピオンですから、LFPは
ホームでの開幕を日程として組んでいたようなんですが、
開幕前にカンプ・ノウで開催されたU2のコンサートで
芝が荒れてしまったそうで、間に合わなかったようです。
バルサ側からアウェイでの開催をLFPにお願いしたとか。

気になるスタメン&フォーメーション
      ロニー
  エトー     ジュリ

    デコ   シャビ

     エヂミウソン

ジオ         オレゲール
   プジョル マルケス

      バルデス
こういう布陣でした。エトーとロニーの位置が逆なのが
気になりましたが、まあポジションチェンジはよくあるチームなので
気にしないことに。
意外だったのが、オレゲールの右SB起用。
まあアウェイということもあり守備面も考えてのことだとは思いました。
控え
GK:ジョルケラ
DF:ベレッチ、シウビーニョ
MF:ファン・ボメル、イニエスタ、ガブリ
FW:ラーション

赤パンがやっぱり違和感ありまくり。しっくりこないなぁ。
それはさておき、試合。

<前半>
〜攻撃〜
アラベスの守備意識が高いことから、かなり窮屈そうにボールを
回している雰囲気はあったものの、20分過ぎ、ジュリにボールが
入るようになってから攻勢に。

エトー、ジュリ、デコと立て続けにミドル。特にデコのシュートは
かなり厳しいコースに飛んだんですけど、アラベスの守護神
ボナーノがファインセーブを見せました。
元バルサの守護神は気合いが入っていました。ポジショニングもいい。

気になったのは左に入ったエトーが守備に帰りすぎること。
守備に帰ること自体は悪くはないんですけど、大半のボールタッチ
がセンターライン付近では、エトーの怖さが半減。
もっとゴールに近いところにいてほしいと思いました。

終了間際にロニーからの大きい展開から、エトーが右から崩して
PA内にパスを入れたのを、シャビがスルーして、ジュリが
フリーのチャンスだったんですが、ボールが足下に入りすぎて
惜しくも得点を決められませんでした(T_T)
これもボナーノのポジショニングがよかったと言えますが・・・
決めたいチャンスでした。

〜守備〜
アラベスの守備意識が高いとはいえ、時折見せるカウンターは
スピードもあり、かなり危険な感じ。
しかしプジョルのカバーリングが完璧で、事なきを得てました。
ラインコントロールもしっかりしていて、安心して見ていられました。
プジョルの状況判断能力の高さには感服しました。
マルケスも安定したプレイを披露。

〜前半雑感〜
圧倒的にポゼッションはバルサですが、結局、アラベスがねばり強く
守ったなぁって印象と、ジュリがキレているなぁってのが
印象に残った前半でした。
エトーがチャンスメイクに腐心していたのも不満です。
ロニーもあまり目立たなかったなぁ。随所にいいプレイはあったけど。

<後半>
〜攻撃〜
ネスタッチの思いが届いたわけではないのでしょうが、
後半開始からはロニーが左に、エトーがセンターに入る
いつもの布陣。ここから大攻勢がはじまります。
ロニーとシャビが目立ち始めました。これでこそバルサ。

ロニーの左からのクロスにジュリ。
立て続けに2本ロニーが内に切れ込みながらのミドル!!
ロニーのシュートはどれも強烈でしたが、ボナーノが立ちはだかります。
エトーが左に流れてできたスペースをロニーが使い、ミドル!!
これはポスト直撃。
10分までに決定的なチャンスが4つ。キター!!って思いました。
ロニーやジュリにマークが付いてしまうため、シャビをつかまえ
きれない展開もあり、大攻勢です。

ここで、一本でも決まってれば。

展開も大きく、パスも繋がり始めたバルサの攻めは美しいです。
昨シーズンのボランチの経験が生きたのか、マルケスからの
ロングフィードもすばらしい弧を描いてロニーに飛んでいきます。

その後もシャビの飛び出しからのシュート。(枠外)
バックパスをカットしてのエトーのシュート。
など再三のチャンスがあるもののボナーノが・・・

20分過ぎ、ライカールトが動きます。
ジュリ→ラーション
エヂミウソン→ベレッチ
ラーションをセンターに入れて、エトーが右に。
オレゲールがCBに入って、マルケスがボランチへ。

ラーションの動きの質は高いと改めて実感。
身長を感じさせない、高さもあるし、ポジショニングがうまい。
シュートチャンスこそそれほどなかったけど、エトーとはまた
違ったポストになってました。この辺はマキシとの経験の差が
大きいと思います。

ラーションがPA内で競り落としたボールに、エトーが走り込んで
シュート。しかし左のポストギリギリをかすめてそれていきます。
終了間際のFKのチャンスもクロスバー直撃と、ボナーノに運が
ある感じ。

再三バルサがチャンスを迎えたものの、最後まで集中のきれなかった
アラベスと、そしてボナーノの前に守りきられてしまいました。

〜守備〜
危険なシーンは一度だけ。ほぼ完璧な内容で完封。
それだけに得点が欲しかったところ。


〜総括〜
○エトーは真ん中で使うべき。
○ラーションはいい
○デコ、シャビはあいかわらずいい。
○エジミウソンのボランチもまずまず。

次節はマジョルカ戦。大久保がバルサと対戦です。
バルサのページは'05〜'06シーズン分準備中です。