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2005年03月07日(月)
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【サッカー】リーガ。
お待たせしました。ここのところ体調が思わしくなく、更にリーガの日程が
過密スケジュールで次々と放送があったもので更新作業ができずじまいでした。
このままいくと、3節分レポしなくてはならなくなるのでこの辺で
25節と26節の更新をしようと思います。
25節 vsヌマンシア(A)
コンディションは最悪でした。
PA付近は霜が降りたように白くなっていたし、ピッチ上の気温も
−3℃という最悪な状況。ロニーはスパッツをはいて登場しました。
吐く息も白い大寒波に襲われたスペインでした。
相手は最下位のヌマンシアとはいえ、取りこぼしが許されないのも事実。
過密スケジュールの合間の試合でもジオをシウビーニョに変えただけで
ほぼベストといっていい布陣で臨みました。
支配率は6:4でバルサ(6.5:3.5くらいだったかも・・・)でした。
<前半>
12分 シウビーニョが鋭い出足でパスカット。そのまま猛然とオーバーラップ。
ゴールラインギリギリのところからあげたクロスは流れてしまったけど、
つめてきたシャビがミドル。しかしこれはGK正面。威力もイマイチ。
その後もエトーのミドルなどで何度かヌマンシアゴールを脅かしますが、
降格圏をひた走っているヌマンシアもホームで負けてなるものかという
気迫が感じられるDFでした。
38分 ヌマンシアにFKのチャンス。フアンルが蹴ったシュートは
強烈だったけど、枠をとらえず一安心。
そうこうしているうちに44分。
バルサゴール左からのロングスローがPA内での競り合いで落ちてきたところに
フアンルがオレゲールを背負いながらオーバーヘッド!
これが決まって最下位のヌマンシア先制!!。
攻めても攻めても最後のところで崩しきれないのは、ロニーがイマイチ
だったから寒くてダメだったのか疲れていたのか、消えている時間が
長く、攻撃にアクセントが付きません。そのまま前半終了。
<後半>
2分開始早々のバルサにCKのチャンス。
シャビの蹴ったボールはニアサイドへ。そこへ走り込んできたのは
マルケスでした。走ってDFと競りながらつま先でチョコンと方向を変えて
ゴールに流し込みました。貴重な同点ゴール!!
ジュリがDFと交錯して腰を強打。大事をとって、即イニエスタ投入。
これが成功。というかイニエスタは必ず流れを変えてくれます。
(ジュリの動きは悪くなかったけどね)
13分 イニエスタがシャビ、エトーとの細かいパスワークで相手を翻弄。
シュートはGK正面をついたが、いい感じになってきます。
17分にもイニエスタがエトー、デコとつながったパスをシュート!
しかしバーの上。
20分にはマルケスの強烈なミドルがゴールを脅かしますが、GK正面。
圧倒的に攻め込んではいたものの、ヌマンシアの意地の前に勝ち切れません
でした・・・
ピッチの状態が悪く、本来のパス回しができなかったとはいえ勝って
欲しかったです。ロニーが今日は透明人間だったのが勝ちきれなかったのが
原因でしょう。
26節 vsエスパニョール (H)
バルセロナダービーでした。ここ数年バルセロナが負けていないとはいえ、
今期のエスパニョールはヨーロッパのカップ戦も狙える位置につけているので
侮れない存在です。
ただ、ケガでデ・ラ・ペーニャが出られないというのがバルセロナにとっては
大きいかなと思いながら観戦開始。
バルサはついにマキシ・ロペスをスタメンで使ってきました。
ジュリが腰の打撲、ベレッチもベンチスタート。
スタメンのボランチにはジェラールが入り、右SBにオレゲール。
センターバックがプジョルとマルケス。左にジオというDFラインで
臨みました。
しかし・・・そんなことは関係ないくらいバルサに立ちはだかったのが
イドリス・カメニ。21歳にしてカメルーン代表のGKをはる男です。
エトーとは代表ではチームメイトですね。仲よさげでした。
黒人特有のバネ、そして反射神経。全盛期のソンゴォっぽいかなぁ。
とにかく凄かった。
<前半>
立ち上がりからバルセロナが攻勢に出ます。
1分とたたないうちにエトーがDFと競り合いながら強引に突破して
シュート!
しかし、カメニが信じられない反応で足先に当て、先制ならず。
その後もポゼッションは圧倒的にバルサ。エスパニョールはデ・ラ・ペーニャ
がいないので中盤でなかなかボールが収まりません。
7:3のポゼッションで攻め込んでいくのですが、ヌマンシアのときと
同じでエスパニョールのDFの集中力がすごい。
バルサの攻撃力は恐れられているので、ひいて守る相手をどう料理するかは
今後の課題になりそうです。
37分 ロニーとエトーのワンツーからシュート。しかしGK正面。
40分 エスパニョールの数少ない反撃。マキシ・ロペスが右サイドを
突破。クロスをあげるがダニには合わず、DFクリアー。
45分にも同じような展開からマキシがクロスを上げるが、
これはV,バルデスがセーブ。
ヌマンシア戦同様攻めても攻めてもという展開・・・
<後半>
開始から動くライカールト。
ジェラールに変えてベレッチ。マキシに変えてイニエスタ投入。
オレゲールをCBに、マルケスはボランチへ。
1分 イバーラが強引なドリブル突破からクロス。これがあわやOG。
2分 カウンターからロニーが鋭いドリブルで攻め込みます。
ミドルをはなつもののこれはカメニが難なくキャッチ。
3分 オレゲールよりもずっと突破力に優れるベレッチが右SBに入った
ことによって右サイドが活性化。深くえぐったところからグラウンダーの
クロス。これをエトーがダイレクトでシュート!DFに当たって
こぼれたところに詰めてきたイニエスタ!!!!完璧にとらえて、
威力も十分のシュートでしたが・・・
が左手一本ではじき出します。う〜〜〜ん憎い!!!
怒濤の攻撃は続きます。直後のCKはショートコーナーから細かいパスを
つないでつないで最後はシャビがシュートしますがこれもカメニ正面。
開始10分はバルサの息もつかせぬ攻撃が見物でした。
あと一歩というところでゴールは割れませんでしたが・・・
20分 エスパニョールのジャルケが足を高くあげてボールを取りにいった
ところ、マルケスの顔近くに当たってしまいこれが一発レッドに。
マルケスには幸い何事もなくよかった・・・
これでエスパニョールは10人での戦いを強いられます。
直後、数的有利を生かして攻め込むバルサ。
24分 カウンターからロニーがドリブル。マルケス、エトー、イニエスタが
一緒にトップスピードでゴール前になだれ込みます。
ロニーは右から上がってきていたマルケスにスルーパス。
マルケスは落ち着いて逆からきていたエトーへ柔らかいクロス。
エトーは完全にフリーでヘッド!!!!
しか〜〜〜し!!!
がまたしても立ちはだかります。
エトーのヘッドは確かにコースが甘かったとはいえ、すごい反応でした。
30分32分にも決定的なチャンスがあったが、ものにできなかった
バルサは徐々に焦りが見えました。特にロニーが。
34分にはドリブルからミドル。左にはフリーでシウビーニョが
いたんですけど、シュートにいってしまったのがあせってるかなと
思いました。
38分最後のチャンス。
シャビが絶妙のループパス。これがいいタイミングでゴール前にとびこんだ
エトーにピタリ!!
しかし、エスパニョールのDFが驚異の集中力と寄せでシュートまで
いけませんでした。
そのままスコアレスドロー。
カメニのセーブしか印象に残らない試合でした・・・
戯言No.558
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