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終わりなき戯言
ネスタッチ
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2004年09月20日(月)
【映画】実は見てました。

ご無沙汰しておりますです。
なんとか仕事も落ち着きを見せ始めたのですが,本格的な再開は
10月頃になる予定です。

それまでは少なくとも,休日は更新したいと思っております。

さて今日は映画の話題。
忙しいのは忙しいのですが,ストレスだけはためないように,
気分転換のためにけっこうDVD見てました。
(仕事にいつでも戻れるように劇場には足を運びませんでしたが)
しかも邦画ばっかり。
洋画は字幕があるから「ながら」見できないので却下してました。
見たいのはあるといえばあるんですけど・・・
え?DVDなら吹き替えで見ればいいって??
スイマセンへんなこだわりで吹き替えは見ないようにしてるんです。

更新しなかったあいだに見たDVDを紹介。
見た順とかは不同。書きながら思い出した順。

あ,反転とかさせてないのでご注意を。
※全て作品名クリックで公式ページです(公式ページがあるうちは・・・)

「きょうのできごと」
監督:行定勲 主演:田中麗奈,妻夫木聡
正直,田中麗奈が目当てで見た映画でした・・・
ストーリーはある大学生たちのある一日。「きょうのできごと」
(ってタイトルまんま!)
どこか盛り上がるところがあるわけでもなく,淡々と物語が進んで
いくところが逆に魅力(?)
学生時代(大学生)を思い出しました。なんのへんてつもない普通の一日。
仲間と集まってバカ騒ぎしただけで楽しかったあのとき。
映画のラストで夜明けが訪れるんですが,徹夜で飲んで騒いで
白々とした明け方の空を見上げながら家までの道を自転車こいでる
自分を思い出しましたよ。

「ジョゼと虎と魚たち」
監督:犬童一心 主演:妻夫木聡,池脇千鶴
面白かったです。不思議で,笑えて泣ける。そして切ない。
不思議な少女ジョゼ(池脇:まあ本名はくみ子っていうんですけどね)に
惹かれていく普通の男,恒夫(妻夫木)。
その2人の恋愛ものだと思うんですが,それにとどまらないのがこの映画。
見て損はないと思います。
ラストが切なくなりましたが,あれはあれでアリかなとも思いましたし。
納得の映画でした。
音楽を「くるり」(知ってる方いるかな?)が担当してるのも
よかったなぁ。

「ドラッグストアガール」
監督:本木克英 主演:田中麗奈 脚本:宮藤官九郎
まあこれは脚本クドカン,主演田中麗奈ってとこに惹かれて見たのですが,
やっぱクドカンの作品は受け付けるものとそうでないものが私にはある
ようです。これは受け付けなかった方。
木更津キャッツアイはよかったんだけどなぁ・・・
まあ田中麗奈がかわいかったんで許す。(^^)

「アイデン&ティティ」
監督:田口トモロヲ 主演:峯田和信 脚本:宮藤官九郎
こっちのクドカン作品はアリでした。
まあ主演の峯田和信が山形出身ってのもあるんですけどね。
あの電気屋の息子が頑張ってるなぁとか思ったり。
(あ,決して知り合いではありませんです。ただ,その実家の電気屋は
 近くにあったりします。)

ミュージシャンというかアーティストの苦悩がうまく描かれていたと
思います。
イカ天は毎週見てましたし,バンドブームも知ってるのでなんか強烈でした。

最後まで自分を通す難しさ。なんか身にしみました。
対して強くはない主人公が音楽にだけは妥協しないで自分を通す。
そこがなんか面白かったというか心にしみました。
「やらなきゃならないことをやるだけさ。だからうまくいくんだよ。」
やらなきゃならないことをやってるかなぁ・・・俺って思いました。
主人公を支える彼女役の麻生久美子の美しさにも脱帽。


「ロボコン」(公式ページさがせなかった・・・)
監督:古厩智之 主演:長澤まさみ
面白かったです。
常連さんで長澤まさみをこよなく応援するQウェルさん(クリックで漫結へ・・・)の影響を受けて見た作品。
個人的な感想ですが,青春だなぁって感じ。
ウォーターボーイズとかスゥイングガールズとかそういうのと同系統。
ベタな展開ではあるけれど,期待通りの盛り上がり,高揚感。
良かったです。見てスッキリしました。
やっぱ作品の中で成長していくってのが気持ちいい。


「スウィングガールズ」
監督:矢口史靖  主演:上野樹里
長年の「邦画は劇場では見ない」の決まり事を破って見に行きました。
勢いで。(^^)
ちょうど公開初日,友人と飲んだ帰りに映画館の前を通りかかったら,
最終の回が始まるところだったので,まあいいやと思い見ちゃいました。
面白かったです。
ベッタベタの展開ですが,そこがかえって面白い。
山形弁は・・・まあ正直「頑張りました」という感じ。
どう話すかというのはうまく説明はできないのですが,どこかに
違和感がある感じ。
でもまあ気持ちは伝わるので良し。
ジャズの名曲を本当に彼女たちが演奏するというのもこの映画の
売りのようですが,かなり頑張って練習したんだろうなと思いました。

ウォーターボーイズが好きな人は是非。
山形を知りたい方も是非。
劇場で,山形の四季を感じてください。

戯言No.497