どうも巷では,あらすじ本なるものが,ブームだそうで。 埼玉の高校の校長先生が,中高生の活字離れを少しでもくい止めようと, 発案し,日本,海外の名著,名作と呼ばれるものがほんの数ページで 読めてしまうという本らしいのです。 「らしい」としか書けないのは,実物を見たことがないので・・・
これをきっかけにして,全部読んでみようと思う中高生がどの程度 いるかは分かりませんが,こういった先生方の努力はすばらしいと 思います。
ただ,やっぱりそれで読んだ気になったのでは,作者が可哀想な気が・・・ あくまでもきっかけに過ぎないのであって,5ページ程度で感動できるか と言われれば,私はできません。
どんなにうまく粗筋としてまとまっていたとしても,やっぱり 200ページなら200ページ分,作者の思いや言霊ってのは 込められていると思うので,本当の意味での感動には繋がらないのでは ないでしょうか??
と,読書好きなネスタッチは思いますが, 粗筋としてかなりよくできているということなので,ちょっと 見てみたい気はします。
今ネスタッチが読んでいる本 「ライオンボーイ」(PHP出版)タイトルクリックで公式ページへ。 粗筋は書かないでおきます。一応ハリポなどの児童書の部類に入る 本です。 はらはらドキドキして面白いですよ。
ハリポ,ダレン・シャンに続く海外児童書ブームに乗っている とも言えなくないのですけどね。
戯言No.417<了>
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