今日は暦通りお休みだったのでようやく見ました。 ビデオに録ったNBAオールスターゲーム。 うちのお客様にはあまり受けのよくないバスケットの 話題ですが、書かなくてはなりません。バスケ好きとしては。
今回のオールスターを一言で言うと
JORDANのJORDANによるJORDANのためのオールスター でした。
もうすでに生きた伝説である マイケル・ジョーダンのオールスターのラストゲーム。
彼の一挙手一投足に観客の注目が集まりました。 一つのシュート、一つのリバウンド、一つのパス・・・ 彼の全てのプレイにファンは熱狂し、酔いました。 もちろん、全盛期のように素早い訳でも、力強い訳でもありません。 スピードならコート上でアイバーソンがNo.1だったし、 動きならば、MVPをとったスーパーオールラウンダー ケヴィン・ガーネットの方が良かった。
しかし彼のプレイは私たちを釘付けにします。 敵チームの選手ですらそのプレイに見入っていたと思えるほどでした。 それほど、彼の存在感は際立っていました。 決めるべきときに仕事をきっちりやるのが スーパースターといわれる人たちです。 これまで彼は数々の「The Shot」と言われ、伝説になるような シュートを沈めてきました。 このオールスターでも、大事な場面では必ずといっていいほど ジョーダンにボールが集まっていました。 そしてそれを彼はことごとくネットに沈めていきました。
第4Q残り20秒というところで決めたファイドアウェイショットは (斜め後ろに飛ぶようにしてDFから遠ざかりながら打つシュートで すごく難しいシュート) ものの見事にど真ん中からリングに触れることなくネットを 通り抜けました・・・
それを見たと寒気を感じました。感動したからです。 涙が出そうになりました。
結果的に2度にわたるオーバータイム(延長戦)の末、地力に勝る ウェストが勝利を収めましたが、誰がなんと言おうと、今年の オールスターはJORDANのオールスターでした。 シャックよりも・・・アイバーソンよりも・・・ガーネットよりも・・・ 彼はスペシャルでした。
まだ、シーズンは半ばですので彼のプレイが見られなくなる わけではないのですが、来年の今ころ、ジョーダンは現役では ないということがとても寂しく感じました。
彼のプレイを一つでも多く見ておきたいと思いました。
興味ない方スイマセンです。
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