今、NBAを騒がせているアジアからの刺客 姚明(ヨウ・メイ)をご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
今期のNBAのドラフトでアジア人として初めてドラフト一位指名を受けて ヒューストン・ロケッツに入団した226cmの巨人です。 「万里の長城」と呼ばれるほどの圧倒的なゴール下での存在感は圧巻です。
開幕直後こそ、とまどいや遠慮がちなプレイも見られた姚明ですが、 ここにきて、ブレイク! まあ226cmという巨体ですから、機敏な動きというのはそれほど 期待できませんが、予想を上回る軽やかなフットワークから 次々とゴールを決め、リバウンドをもぎ取ります。 あの“神様”ジョーダンも「慣れれば、もっと活躍する」と太鼓判。
正直、NBAは黒人優位のスポーツだと思います。 (決して蔑視しているわけではありません。) バスケットというスポーツの特性からか、あの爆発的で全身バネのような 黒人のプレイはちょっと別格のものがあります。 スターティングメンバーを見ても、ほとんどのチームの主力が黒人です。
まして、これまでアジア人でNBAで活躍した人は皆無ですから正直 姚明がここまで活躍するとは思いませんでした。
ここで私は陵南高校の田岡監督(注:スラムダンク)の言葉を思い出しました。 「魚住よ。テクニックやスタミナは俺がいくらでも教えてやれる。 しかし、俺はお前を大きくすることはできないんだ。」 (おおまかにこんな感じ。)
デカイってことは大きな武器なんだなと改めて思いました。 ただ、大きいだけなら白人でもNBAにいるんですけど、姚明は 横の幅もしっかりしていて、見るからに当たりに強そうです。
同じアジア人として、これからも姚明に注目していきたいと思います。 (注目するだけ、応援はレイカーズのシャック。)(笑)
それにしても、中国ってのは本当にすごい国ですよ。 まだまだ眠っている人材はいると思います。あれだけの人口ですから。 本腰を入れればなんでも世界レベルになるってのはやっぱり本当だな と思いました。 サッカーにしても今は日本の方が、力は上だと思ってるんですが、 将来、本腰をいれてきたらと考えると、末恐ろしい国です。
侮れーん!
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