本日の紡ぎごと...suiren

 

 

退屈 - 2007年02月10日(土)

何をしても満ち足りない気分だ。
ぼんやりと空を眺めては寝て眺めては寝て、これって文字通りの昼行灯。
きっと世間は、人は、忙しないのだろう。
だが私の時はここ暫く余りにも緩やかであった。
やろうと思えば何でも出来るのに、例えば海を見に行くとか
京極堂シリーズを全巻読み直すとか旅行に行くとか絵を描くとか。
でも私の欲しいものはたった一つだけで、それ以外は何も要らないのだ。
だから、ただただ一日が終わるのを待っている。
毎日が馬鹿みたいに暇で、私は何処に行くにも歩くことにした。
体が疲れればすぐに眠れるし、時間も潰せて一石二鳥である。
歩いていて思ったのだけど、以前は俯き癖があったのに今は前を見て歩いている。
ちゃんと前を向いて歩けば世界はこんなにも広いのだ。
下を向いていると気分まで沈んでいって、他人の顔色を伺いそうになる。
顔を見ないからそうなのだろう。
だから他人の顔色を伺ってしまう人は、ちゃんと前を向いて歩いて
相手の目と顔をしっかり見てやることが大事だと思う。
そうすれば全然怖くなんかない。
もしかしたら相手が恥ずかしがって視線をそらしちゃうかもね。
山田詠美が「目は人間の中で一番動物的な部分が表れる」とかなんとか言っていて、
私はそれを凄く実感しているのだ。
誰かの目を見ると私はずっと見ていたくなってしまって、
男の人だとそれがドキドキしてしまうらしい。
大体日本人って相手の目を見ないで会話する人が多いから、
目を見つめられると「見透かされている」感じがするんだってさ。
でも自分の心がすごく弱っているときには、誰の目も見れない。
そこから発せられるエネルギーに参ってしまうから。
体も縮こまってしまうのだ。
そういう時は一人でリラックスするに限る。
じっくりスープを作ったり、いつもより高い入浴剤入れて風呂に入ったり。
心がぽっと温かくなるような、そんな感じ。



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