my lover's fingertip. - 2006年10月01日(日) あなたの指先に絡め取られたそれを私はぼんやりと見ている。 言葉よりも饒舌に語るあなたの指。いとおしい。 それどころか支配されているとも思う。 あなたの体の全てに、例えば足や目や髪の毛にすら、である。 暗闇の中に漂う惰性な空気が好き。ふたりじゃないと味わえないものもの。 首輪で繋がれるよりもずっと涙が出る。 上質なトリュフを舌の上で丁寧に溶かす。ふたり分の熱で。 音楽なんてない方が、もっとずっと。 指を絡めあう。そして見つめられる。 それだけで私の中に支配される喜びが溢れてしまう。 ああ、いとおしい。 ...
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