novel**school** - 2003年05月19日(月) ある日いきなり友達にはぶられた。 友達だった子から無理やり聞きだしたところ、 なんと理由は麻子の彼氏を横取りしたから・・らしい。 「だから・・なんだっていうんだよ」 気分はそんな感じである。大体、私がコンタクトをとって フラフラこっちに乗り換える男が悪いのだ、と思うからだ。 麻子も麻子で、好きな男はちゃんと繋ぎとめておかないと駄目なのだ。 まぁ、怒るのは無理ないけどだからって全員でシカトするなんてやりすぎだと思う。 しかも、文句いうのはいつも本人じゃない。 「何で麻子が直接言いに来ないのよ」 と、私が云えば 「あんた、麻子に顔向けできる立場なの!?麻子はねぇ、今傷ついてるんだから。誰かのせいで。」 なーんて、意味の解らない事を言い返してくる。 昨日の敵は今日の友なんて誰が云ったんだっけ。明日になっても明々後日になっても このままじゃずっと敵だ。 一人で食べるお弁当ほど、寂しいものは無いと思う。 今までワイワイ楽しく喋りながら食べていたならば尚の事。 あーあ、何で空はあんなに青いんだろうね。 カンボジアだって此の空が続いてるんだ。 そう思うとちょっと凄いなぁと思う。 神様って案外居るかもね。 こんなに凄いもんを造りだしだならさ。 「無題」 家に帰って靴を脱いだ。 いつもの様に手を洗いコップにジュースを注ぐ。 母は何処かに出掛けてしまった。 彼女はまだ女で居たいのよと、よく口癖の様に云っている。 独り分の夕飯を作る。 カラスの鳴き声と子供の遊ぶ声がまだ少し響く。 日は段々暮れているというのに。 私はまだ平気。 珈琲を入れてソファでテレビを見る。 午後の11時を過ぎても誰も帰ってきやしない。 父は当の昔に他の女を作って出た。 お金だけが月々振り込まれている。 珈琲に零れる嘘の涙。 毎日はすぐに過ぎる。 時間だけが恐怖を伴って駆けずり回り、私の周りの人々を消してゆく。 私はまだ平気。 私はまだ独り。 私はまだ平気。 ...
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