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| 2003年01月27日(月) ■ |
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| 成長 |
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久しぶりに試写会の感想です。 「おばあちゃんの家」韓国 監督・脚本:イ・ジョンヒャン 7歳の少年サンウは、母親が職探しをする2ヵ月間、おばあちゃんとふたりで 暮らすことになります。しかし、おばあちゃんの家は山の中にある田舎の村に あり、おばあちゃんは口がきけず読み書きをすることもできません。 わがままに育てられたサンウはおばあちゃんをバカにし、好き勝手し放題。 しかしおばあちゃんは決して怒ることなく、自分にできることをし、愛情深く サンウに接します。 次第にサンウは少しずつ心を開いていく……。 本当にこれ以上ないほどシンプルなストーリー。ですが、すごくよかった! 田舎、年寄り、文盲、口がきけない。これらをバカにするサンウの姿は、大変 腹が立ちます。でも、共働きなどであまり親と会話をする時間がなく、 祖父・祖母と一緒に暮らしたり身近に年寄りのいない環境にいる7歳の子ども というのはそうなっても仕方がないし、たぶんそういう子どもばかりなんだと 思います。 だからこそ、サンウがおばあちゃんの無償の愛に心開いていく過程がとても すばらしい。 「めんどくさい」と言いつつ針に糸を通すことだけ手伝ってあげていたサンウが、 洗濯物を雨が降り出せば取り込み、通り雨が行ってしまったらもう一度干してあ げたり……。 ラスト、母親が迎えに来てサンウが村を後にするシーンは、胸にくるものがあり ます。 子どもに見て欲しい、というより、大人に見てもらいたい。 自分の両親が、祖父母が、地域の大人たちが、自分にどう接していたかを 思い出して欲しい。 そして自分が子どもへ接する時の参考にすればよいことを思い出して欲しい。 そんな心温まる映画でした。 人によっては「センチメンタリズムな映画」と評するでしょうが、こういう 素直な感情こそ、人間が今一番不足しているものだと私は思うので、この映画 をオススメします。
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