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| 2002年10月25日(金) ■ |
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| 良識 |
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今日は「石に泳ぐ魚」について。 私は柳さんの作品をまだ読んだことがありません。 話題の「命」を映画で見ようかな、と思っていた程度です。 でもこの1ヵ月ほどの間に「石に泳ぐ魚」の裁判を知りました。 モデルにされた女性をどこまでリアルに記述されているのか、読んでみたいなと思っている うちに、閲覧禁止になってしまいました。 自分のいやらしい興味は置いておいて、裁判所の判決が下ったのだから妥当な判断だな、と 感じました。 ところが、今日になって改訂版を出版するとのニュースを見ました。 あまりにも配慮のない行為に驚きました。 柳さんが50枚にも及ぶ訂正をし、改訂版を発表しようとすることは、社会的な問題は別と して、作家としての彼女の姿勢なのだろうと、不快に感じはするけれど納得できるのです。 でも、それを出版しようとする出版社の考えに腹が立つ。 どう考えても、話題になっている今、改訂版を出せば売れる、といういやらしい商魂が 出版社にあるとしか思えない。 社会に及ぼす影響を考えるなら、出版社はどれほど作家が望もうと、出版は差し控えるべき ではないかと私は思います。 犯人の顔写真を未成年でも凶悪犯と捕らえて掲載した、あの事件とはわけが違うと思います。 だって、モデルにされた女性は何も悪いことはしてないんですもの。 そっとしておいてあげて欲しいです。
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