MWを見て来ました!(独りで……)
映画「MW」を見て来ました! 以下個人的な感想。 ネタばれになるとアレなので見たい方だけ反転でどうぞ。 ↓
うおお。とにかく萌要素は満載でした。 山田孝之さんがカワイイ過ぎて悶えた…! 単純にストーリー事態が面白かといえば、 正直期待してたほど面白いとは思わなかったんですが、 これは作品の出来が良いとか悪いとかいうより、 単純に私の好みの問題かなー…と思います。 ポスターとか予告とかで「祈りか破壊か」って結城と賀来の関係を全面に押し出してる割には、 作中での2人の絡みは結構少なくて、 結城と賀来の関係や葛藤よりも、 結城(犯人)と刑事の対決を見てるって感じでした。 個人的にはもっと賀来神父をぐいぐい出して、 2人の関係に重点を置いたストーリーにしても良かったんじゃないかなぁ…とか。 まぁあくまで私の個人的な趣向からの感想ですし、 原作を読んだことが無いので何とも言えないんですが…(汗)
あと何かもう、結城と賀来の間の愛情ベクトルが一方的過ぎて寂しかったです。 自分のために駆けつけて、手を握って、「俺はお前が居ればそれで良い」って言ってくれた唯一の友人(しかも神父)に、 翌日人を殺させる結城。 なにその鬼っぷり…!(まぁ、確かに裏切り的な事はしようとしたけれども) ここに結城→賀来への歪んだ愛情的なものが介在すれば激しく萌えるんですけど、 映画を見てる感じでは結城は賀来の事はただ目的のために利用してるだけって印象が強くて。 最終的にも結城の陰謀が阻止されたのは、 賀来が邪魔をしたからであって、 賀来の祈りや愛が結城に通じたからではないわけで。 最後の最後まで、賀来の思いは通じなかったのかと思うと切なすぎる…! でも逆に言えば賀来もまた結城の思いを理解はできなかったって事になるのかな…。 何だか寂いしいなぁ…。
結城の思いと言えば、結城の真の目的「世界を道連れにする」ってのも、 いまいちよく解らなかったなぁ…と思いました。 MWに関わった人々を惨殺するのはまぁ復讐って意味で理解できるとしても、 なんの罪も関係も無い世界全ての人を自分の死に道連れにするってのは、 いまいち…。 MWによってもたらされた苦しみと世界中の人とはあまり関連性が無いし、 なぜ矛先がそっちに向いちゃったのかが良く解らないと言うか。 それにMW漏出事件の隠ぺいに加担した人に「家族の無残な姿を見て何も思わなかったのか」って、怒りをぶつけてるのに、 自分はそのMWを世界中にばらまいて、世界中の人を無残な死に陥れようとしているわけですよね。 矛盾しているよなぁ…とか…。
そんなこんなで個人的にはどこか寂しさと疑問の残るストーリだったんですが、 萌要素は本当に盛りだくさんでした…! 結城もちょこちょこ賀来に会いに行ったり、発作の時に賀来に電話したり、 俺が悪夢を見ない夜が来るようにしてやるみたいなことを言ったり、 島から脱出するときちゃんと賀来を一緒に連れ出したりしてるし、 (そのあと散々殴って海に捨てたけど…) 結城も苦しみの中でどこか賀来にすがっていた部分があったのかなぁとか。 なんか凄い原作も読みたくなりました。 あと、山田さんの演技がや表情や体つきが非常に可愛い過ぎて激しく萌えました。 特にあの辛そうな泣きそうな表情がたまらん…!(鬼か) 他の主演作品も見てみたいなぁ…。
2009年07月20日(月) |
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