貴方の世界
今日はジャンプの日です。(と言う事で以下ネタばれ注意)
なんと言うかもう、心の準備足りなかった! まさかこんな事になろうとは…。 今週のブリーチは凄いとか萌えとか言うよりもとにかく切ない。 ありとあらゆるシーンが切なすぎて、もう、胸が潰れそうだ。 もう何から話せばいいのやら…。 えーと、東仙隊長やっと喋りましたね。 操られてるわけでも、騙されているわけでも、利用されているわけでもなかった。 むしろものごつい自分の意志だった。 自分の意志でその道を歩んでいると言う意味では市丸よりもその歩みはしっかりと強固なように感じました。 「正義は常にそこにある 私の歩む道こそが正義だ」って発言は、 なんだかある意味、東仙隊長らしいのかもなぁ…と。 VS剣八戦のときも、剣八ちゃんをやはりお前は危険すぎるって決めつけて倒そうとしたじゃないですか。 あの行動もある意味究極の我侭と言うか。 基本的に誰がどう生きようとそれは本人の自由であって誰にも裁けるものじゃないし、 それを自分の中の正義の物差しで裁こうとする彼の行動はある意味我侭に近いものがあったと思うのです。 ただ、その行動の理由が自分の為ではなく世界の平和の為だったから、 どこか東仙隊長には他者に対する自己犠牲精神的な物を感じていたのです。 でも今週の東仙隊長を見てたら、もしかしたら私が思ってたよりもずっと、 彼は意志も自我も強い人なのかもなぁ…って。 (誰かの為というよりも自分の理想の為と言うか…) そこにはやっぱり彼の今までの哀しさや辛さや己に対する無力さとか、 そう言う類のものがいっぱいいっぱい詰め込まれてる気がする。 ただやっぱりどうしても藍染とともに歩む道が何故「最も血に染まぬ道」なのかはわからないまま…。
今回一番感動したのはそんな東仙隊長を最後の力を振り絞って引き止めようとする狛村さんです。 「降りて来い東仙!!!」ってその叫びにはもう、彼らの全てが込められてる気がした。 先々週号を読んだ時は「残念だ東仙」ってそれだけですか!?って思ったんだけど、 今週の狛村さんを見たら物凄い東仙隊長に対する友情や信頼を感じました。 だってあんなにボロボロになってあんな切羽詰った状況で力振り絞って必死で掴もうとしたのは東仙隊長との友情ですよ。 隊長としての使命でも、山じぃへの恩義でも、藍染への怒りでもなく。 狛村隊長、一瞬でも貴方の東仙隊長に対する友情を疑った私を許してください…。
切ないと言えば市丸&乱菊さん。 なんかもう、あんな顔してあんな事言うんなら、 何故藍染の後をついていくのかと思う。 あのコマの市丸、昔のギンに戻ってたよ。 そう言えば、市丸が何故藍染サイドに付いているのかって理由、 まだ全然明かされてないですよね。 うーん…あんまり気にしてなかったけど…ちょっとこれも今後が気になります。
あぁ、それから藍染惣右介の突然のホスト化には参りました。 前々からこの人なんなのと思っていましたが、まさかホストだったとは。(違う) 何かもうそんな今更眼鏡外して髪撫で付けてカッコよさアピールなんかしなくても、 お前が凄い事は十分よくわかったよ。 今週の藍染には完全に萎えた…。 と言うか、あの見開きの藍染、私にはレックスにしか見えない。 ※レックス…ファイアーエンブレムと言うゲームのキャラクター。オールバック。
しかしまさかメノスの国(?)に行くとは…。 藍染隊長の「君達とはもう会うこともあるまい」とか「彼女を殺していくの優しさだ」とかのセリフ(うろ覚え)から、 戸魂界ではない何処かに行こうとしてるのかな…とは思ってたんですが、 まさかメノスとは……。(そこまで伏線読めなかった…)
あと、「地に堕ちたか」ってコマの浮竹隊長がカッコ良かった。 今まで彼の事は可愛いとしか思ったことなかったけれど、 今回は凄いカッコ良かった。 浮竹隊長の人間性には本当に癒される。
あと、17巻表紙は夜一ですね。 東仙隊長じゃないんだ…。 でもあそこに東仙隊長を持ってこないって事は、 後々東仙隊長の本当の見せ場があるって期待していいのかなぁ…。 結構表紙や中表紙のセリフとかからは、 帯人さんのキャラに対する思い入れみたいな物を感じるので、 そう言う意味では、東仙VS剣八戦はまだ東仙隊長の真意が完全には見えてない上での戦いだし…。
何にせよ、ブリーチ怒涛の展開は今週をもって小休止って感じですね。 んー何かもう、色々よくわからん感想書いちゃいましたけど、 また読み返して心を落ち着かせていろいろ考えようと思います。 今回はとにかく切ない気持ちいっぱいです。 狛村さんと修兵が東仙隊長奪還に頑張ってくれればいい。 (藍染は打倒でも東仙隊長は奪還であって欲しい…)
2005年05月16日(月) |
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