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普通の日記

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2006年10月29日(日)
ご一行様

予想はしてたけど9時を過ぎた頃に義母からの入電。
「これからこっちを出るから」って内容だったらしいんだけど的確な伝言じゃないみたいで
どんなルートでこっちに向かうのか聞いてもさっぱり分からない。
もうちょっとまともな感覚なら八王子まで残り数分って
計算ができるところで再度電話を入れてもらうように話もできるのに
旦那が続けて話をしようとした時にはすでに電源が入っていないか電波の通じない状態か。
とりあえず聞きかじった情報によれば義母の親戚ご一行様は新居見学と義父の墓参が目的とか。
私の部屋は結局お掃除しなかったから絶対に封印を梳かないことが我が家見学のお約束。
ってなうちに義母から再び電話が入ったんだけど
時計を見ると10時半だし今から自宅でのんびりされても困っちゃう。
旦那と今からならお墓に行って帰ってきて昼食にちょうどいい時間だよねって相談。
ご一行様の為にお寿司の出前を頼んであるから自宅留守番には次男が適任。
「駅まで迎えに来て」って義母の申し出に旦那は「そのままお墓に行くから駅にいて」
行動計算のできない義母は電話の向こうで大騒ぎしてたらしく旦那に窘められてたけど
人を乗せるのに不適切な旦那の車と7人も乗れちゃう私の車との2台で駅まで。
結局私の方には賑やかな鹿児島弁を喋る人が6人も乗ったけど
中央線車内での鹿児島弁は相当奇異な目で見られたんじゃないかなーって思っちゃう。
で、とりあえずは総勢10名で義父のお墓参り。
鹿児島じゃお墓と自宅が遠いなんてあり得ないから市内にあるお墓でさえ「遠いねぇ」
無事に墓苑に着くと今度は「花筒が小さい」って言い出したけど鹿児島のがデカイんだよっ。
鹿児島って祖先を大事に思う地域性だから思いっきり地域格差を感じるって言うか〜。
それでも無事に墓参が終わってご一行様の気は済んだみたい。
自宅に戻る車内でも通訳が必要なほどの鹿児島弁が飛び交ってとにかく賑やか。
義母の兄弟総出で昨日の結婚式に参列してるから修学旅行気分なんだもの。
帰宅するとお寿司が到着してたからワイワイガヤガヤ賑やかに昼食→珈琲タイム。
お手伝いしてくれた次男と来月修学旅行に出かける長男にお小遣いは分かるけど
おまけみたいに旦那にも同じ封筒が渡されてたのは合点がいかないぞぉ。
もちろんそれでお寿司代を払ってもらっちゃおうとは思ってるけど。
で、鹿児島から上京してる一行は私の車に乗ってた6人だし車1台で行かれるから
羽田まで送って行ってもいいかなぁって思ってたんだけど兄弟みんなで羽田まで行くって。
ってことで嬉しい事に駅まで送り届けたらお役ご免。
羽田でお土産を買う時間がたくさん欲しいから早めに出るって言ってくれたから
我が家でのご接待は予定してたより全然楽勝って感じで済んじゃうみたいだし。
とにかく嫁の私に対する感謝の言葉が絶えない感じ。
乗り換えに便利な電車の時刻を調べただけで感謝されちゃったしねぇ。
で、外出してた長男の帰りを待って貰ってたんだけど長男を見るなり私にそっくりって。
しかも「旦那の影も感じない。クローンみたい」とか「姉弟みたい」とか。
鹿児島ご一行様の見立てじゃ次男も私の実家系の顔立ちなんだって。
台風みたいなご一行様を駅まで送り届けて嫁としてのお仕事は無事終了。
何年に一度のイベントって思えば苦じゃないけど嫁修業も楽じゃないよねー。