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普通の日記

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2000年04月18日(火)
言い訳

今日は隆之介はスイミング。
3年生になって今までのバスの時間では間に合わないので帰宅は私とほぼ同時刻の7時過ぎ。
夕食後の日課であるお散歩帰りの義母とも偶然遭遇してほとんど3人一緒の帰宅です。
早速私の目に飛び込んで来たのは大の字になって爆睡状態の光太朗。
最近じゃ通学に慣れてきたのか隆之介が習い事の日は学童のお友達と一緒に道草せずにちゃんと帰宅してる。
学校で目一杯遊んで疲れ切ってるからそのままにして寝かせておく。
夕食は義母と早めに食べてるからお腹が空いて夜中に起きる心配もないし。
んで、光太朗から目を移すとぼさぁっとソファに座るじいさん。
家の中だって言うのにジャンパー着てウールのマフラーなんかしてる。
年取って体温調整までできなくなっちゃったのぉと思いつつ攻撃をしかける私。
私「家の中なんだからジャンパーやマフラーは外したらどうですか?」
G「今帰ったばかりだから」
私「今帰ったって歩いてきたんなら暑くて汗かいてるでしょ」
G「医者に風邪だけは引かないようにって言われてるから」
私「汗かいて脱がなくちゃ余計風邪引くじゃない」
私「汗かいてお風呂にも入らないから汚いし・・・」
G「私がお風呂に入ると風呂の水がなくなるから遠慮してるんだ」
私「風呂の水がなくなるより汚くされてるほうが困ります」
G「・・・・・」
ついに降参して言葉を失ったじいさん。
その間義母は見てるだけ。
終わってから「ほら言われた」ってじいさんに言ってたけど言うのは旦那と私ぐらいなんだよねぇ。
たぶん誰が言っても感じない人だよ。きっと。
その場にいた隆之介も援護射撃をしてくれるかと思ったんだけど寡黙なまま。
私が着替えて夕食の食卓についた時にはジャンパーもマフラーも外れてて何事もなかったかのよう。
んで、隆之介に後でそっと「何であの場でりゅう君も言わなかったの?」って聞いてみた。
そしたら隆之介ったら「おじいちゃんにもプライドがあるでしょ」って。
私的にはあんなじいさんにプライドも何もあったもんじゃないと思うけど
隆之介なりに考えて援護射撃はかえってじいさんの心を頑なにするって思ったみたい。
汚いじいさんを嫌ってる割には子供心にいろんなことを考えてるんだなぁって感心。
口からでまかせ言って言い訳するじいさんより隆之介の方がよっぽど賢いわね。