タイトルの足輪・・・結して囚人のしてる足かせじゃあございません。 確かに我が家はじじばば付きで手かせ足かせ状態かもしれませんが・・・。 先週来、2年生の生活科の授業で「僕の小さかったころ」を題材に学んでる隆之介。 今週に入って小さかった頃の様子がわかるような現物を学校に持参してその絵を描いてたんです。 お友達もそれぞれに趣向を凝らして小さい靴下とか洋服とか それはそれは様々なものが持ち寄られた様子。 各家庭のお母さんが大事に保管してたであろう小さい頃の思い出の品々。 赤ちゃんの頃って本当に小さくて可愛かったんだよねぇ。 で、私が数点示した物の中で隆之介が自ら選んで持っていったのが足輪。 他の赤ちゃんと間違わないように、産声を上げて程なくしてつけられる目印。 「H.3.4.8/pm5:59/2696g/さめこ」と明記された小さな小さな思い出。 取り替えを防ぐためにもボタンは決して外れないようになっている。 はさみで切られた部位を手で繋げて輪を作ってみる隆之介。 自分がこんなに小さかったのかって改めて確認するかのように。 足輪をはめている自分らしき赤ちゃんの写真を見ても信じられないかのよう。 ちっちゃくってくちゃくちゃの赤ちゃん隆之介。 「今の僕の指3本くらいの足の太さだったんだねぇ」って。 足輪に自分の名前じゃなくて母親の名前が書かれてることにも疑問を持ったみたい 。 「りゅう君の名前は産まれてすぐには決まっていなかったんだもの」と私。 家庭生活だけだと昔を振り返ることなんかほとんどしないから今回の授業はとってもいい機会になったわ。 本人もそうだけど親である私にも感慨と同時に初心を思い起こさせてくれて。 こんな貴重な物を学校に持たせることにはかなりの不安と抵抗もあったけど 本人の希望通りに持たせてよかったかな。 「世界で一個しかない貴重なものなんだから絶対になくさないで」って それはそれはくどいほど念押しして持って行かせたから 本人もいかに大切なものかも自覚してくれたみたいだし。 それはそうと2年後には光太朗もこの種の授業があるってことよね。 長男と比べて次男はやっぱり・・・今から折につけ思い出の品を確認しておかなくちゃいけないかしら。
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